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PageDefragでWindowsのシステムファイルをデフラグする方法

Windowsをしばらく使っていると、時間が経つにつれて動作がどんどん遅くなっていくことに気づいたことはありませんか? その原因の一つが、使用に伴うファイルシステムの断片化(フラグメンテーション)です。

デフラグとは何か

デフラグとは、ファイルシステム上に分散したデータを読み込み、連続した状態に再配置する処理のことです。ファイルがディスク上にバラバラに散らばっていると、読み書きのたびにヘッドがあちこち移動する必要があり、アクセス速度が低下します。

ただし、この処理は非常に時間がかかるうえ、OSにとってもかなり複雑な作業です。例えるなら、「確かにあの場所にあったはずのファイル」にアクセスしようとしたら、誰かがデフラグを実行したせいでファイルの位置が変わっていた——そんな状況が常に起こり得る世界で作業をするようなものです。

標準のデフラグツールの限界

PageDefragでWindowsのシステムファイルをデフラグする方法

こうした理由から、Windowsに標準搭載されているデフラグユーティリティ(defrag.exe)は、Windowsが使用する重要なシステムファイルのデフラグをそもそも試みません。その結果、長時間かけてデフラグを実行しても、PCのパフォーマンスが本来のレベルまで回復しないケースが少なくありません。

PageDefragとは

この問題を解決するために、Microsoft TechNetでSysinternalsツール群を管理している開発者たちが公開しているのが、PageDefragというコンパクトなユーティリティです。ページングファイルやレジストリハイブなど、通常のデフラグツールでは手が出せないシステムファイルを最適化できます。

なお、PageDefragは比較的古いツールのため、主にWindows XPなどの旧世代のOS向けに設計されています。最新のWindowsでは標準機能が大幅に改善されている点も覚えておくとよいでしょう。

PageDefragの使い方

PageDefragでシステムファイルをデフラグする手順はとてもシンプルです。

  1. 配布ページからダウンロードしたZIPファイルを展開し、pagedfrg.exeを実行します。
  2. 次のような画面が表示されます。

PageDefragでWindowsのシステムファイルをデフラグする方法

  1. Defragment at next boot(次回起動時にデフラグ)」を選択し、「OK」をクリックしてWindowsを再起動します。

Windowsの起動が始まると、PageDefragが自動的に立ち上がり、システムファイルのデフラグを実行。処理が完了した後で、通常どおりWindowsの起動が続行されます。

PageDefragでWindowsのシステムファイルをデフラグする方法

なぜ起動前に実行できるのか

PageDefragがWindowsの制限を回避できる秘密は、Windowsが起動するより前の段階で自身を実行するように設定される点にあります。これにより、OSがファイルを制御下に置く前にシステムファイルへアクセスできるのです。なかなか賢い仕組みだと思いませんか?

処理にかかる時間の目安

筆者の環境では、デフラグが必要なシステムファイルがなかったため、処理はわずか5秒足らずで完了しました。しかし、Windowsを再インストールしてから長期間が経過しているマシンでは、デフラグにかなりの時間がかかる可能性があります。最低でも15〜20分程度は見込んでおくと安心です。

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