【注意】Windows 11のオプション更新プログラムKB5012643が原因で、.NET Framework 3.5アプリに不具合が発生
Windows 11向けのオプション更新プログラム「KB5012643」が、予期せぬトラブルを引き起こしています。Microsoftは、セーフモードが正常に動作しなくなる可能性のある問題について暫定的な対策を公表したばかりですが、今度はWindows 11の既知の問題ページに、新たな不具合情報が追記されました。今回の問題は、.NET Framework 3.5を使用するアプリケーションに関するものです。
発生している不具合の内容
Microsoftの既知の問題ページによると、OSビルド22000.652(KB5012643)をインストールした環境では、Windows Communication Foundation(WCF)やWindows Workflow(WWF)といったオプションコンポーネントを利用する.NET Framework 3.5アプリケーションが、正常に動作しなくなる可能性があるとのことです。
海外メディアNeowinの報道によれば、すべての.NET Framework 3.5アプリが影響を受けるわけではないものの、該当する環境では業務アプリなどへの影響が懸念されます。そのため、Microsoftは問題を回避するための対処法を公式に案内しています。
回避策①:更新プログラムのアンインストール
もっともシンプルな対策は、Windows 11の設定アプリからKB5012643をアンインストールすることです。「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」→「更新プログラムのアンインストール」と進めば、該当の更新プログラムを削除できます。
回避策②:Windowsの機能を再有効化(上級者向け)
何らかの理由でこの更新プログラムを削除できない場合は、「Windowsの機能」から.NET Framework 3.5およびWindows Communication Foundationを再度有効化するという方法もあります。ただし、この操作には管理者権限でコマンドプロンプトを開き、コマンドを実行する必要があるため、上級者向けの対処法である点に注意してください。操作に自信がない場合は、無理に行わず更新プログラムの削除を選ぶのが安全です。
恒久対応は今後のアップデートで提供予定
現時点で、Microsoftはこの不具合を「軽減済み(mitigated)」と分類しているだけです。これは、あくまで一時的な回避策が用意されている状態であり、問題が完全に解決したことを意味するものではありません。Microsoftは現在、恒久的な解決策に取り組んでおり、今後のリリースで修正を提供するとしています。
.NET Framework 3.5に依存するアプリを利用している方は、次回の正式な修正アップデートの公開状況に注視し、当面は慎重に更新プログラムの適用を行うことをおすすめします。
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