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MacBook Proで高パワーモードを有効にする方法|対応機種と設定手順をわかりやすく解説

MacBook Proで高パワーモードを有効にする方法|対応機種と設定手順をわかりやすく解説

Appleシリコンを搭載した一部のMacノートブックは、「高パワーモード(High Power Mode)」に対応しており、必要な場面で一時的にパフォーマンスを引き上げられます。macOSは負荷に応じて高パワーモードを自動的に作動させますが、電源アダプタ接続時でもバッテリー駆動時でも、手動で有効化することが可能です。

8K ProRes動画の編集や3D空間のデザインなど、GPUに大きな負荷がかかるヘビーな作業で処理能力を最大化したいなら、この設定が役立ちます。

本記事では、高パワーモードの仕組み、対応しているMacBookの機種、そしてmacOSで手動的に有効化する手順を順を追って解説します。

macOSの「高パワーモード」とは?

Macの「低電力モード」がCPUの処理を抑制してバッテリー持ちを延ばす機能であるのに対し、高パワーモードはまったくの正反対。バッテリー消耗と引き換えに、パフォーマンスを最大限まで引き出します。

MacBook Proで高パワーモードを有効にする方法|対応機種と設定手順をわかりやすく解説
画像クレジット:Apple

かつてゲーミングPCに搭載されていた物理的なターボボタンのような存在で、Appleによれば、高パワーモードは「グラフィックス集約型のワークフロー」において性能を極限まで押し上げる機能です。対象となるのは「8K ProRes 4444や8K DNxHR動画のカラーグレーディング」をはじめとする動画編集や3Dレンダリングなどです。

高パワーモードを有効にすると、CPUのクロック速度が上昇するとともにファンが高速回転し、熱的な余裕(サーマルマージン)が拡大します。その結果、高負荷時のサーマルスロットリングが最小限に抑えられ、「より滑らかな再生と高速な書き出し」が実現します。ただし、ファンの騒音と筐体の発熱は顕著に増える点には注意が必要です。

なお、高パワーモードは過酷なグラフィックス処理のための機能であり、日常的な用途には向きません。GPUコアをフル稼働させるワークフローを持つ開発者や動画編集者でなければ、有効化するメリットはほとんどありません。

高パワーモードに対応しているMacBookは?

高パワーモードを利用できるのは、M1 MaxまたはM2 Maxチップを搭載した16インチMacBook Proのみです。同じM1/M2 Maxを搭載していても14インチMacBook Proは非対応で、Macデスクトップや旧世代のIntel製チップ搭載Macでも利用できません。

自分の16インチMacBook ProがM1 Max/M2 Max搭載かどうかを確認したい場合は、メニューバーのAppleメニュー > このMacについてからチップのモデルをチェックできます。

16インチMacBook Proで高パワーモードをオンにする手順

システム設定 > バッテリーを開けば、電源アダプタ接続時とバッテリー駆動時のそれぞれについて、高パワーモードを個別に管理できます。

MacBook Proで高パワーモードを有効にする方法|対応機種と設定手順をわかりやすく解説

画面右側の「エネルギーモード」セクションにある「バッテリー」または「電源アダプタ」の横にあるメニューをクリックし、ドロップダウンから「高パワーモード」を選択します。

急激なバッテリー消耗による寿命への悪影響を避けるため、高パワーモードは壁のコンセントに接続しているときだけ使うのがおすすめです。追加の性能が不要な場合は「自動」設定のままにしておき、macOSに最適なパフォーマンスレベルを判断させるのが賢明です。

MacBook Proで高パワーモードを有効にする方法|対応機種と設定手順をわかりやすく解説

機能が有効になっているかを確認するには、メニューバーのバッテリーアイコンをクリックし、高パワーモードの隣に表示されるステータスが「オン」「オフ」「自動」のどれになっているかを見ます。バッテリーアイコンが表示されていない場合は、コントロールセンターの設定からメニューバーをカスタマイズしてください。

高パワーモードでMacBookのポテンシャルを解放しよう

高パワーモードは、集中的なワークロードで最後の一滴までパフォーマンスが必要なときに、MacBookのハードウェアを限界まで引き出してくれる機能です。

日常業務で高パワーモードを必要とするユーザーはごく少数でしょう。それでも、最高のパフォーマンス以外は受け付けないというタイプなら、少なくともバッテリー駆動時に高パワーモードを使う際には注意を払うようにしましょう。

また、もしMacBookのバッテリー減りが気になるようであれば、バッテリー関連のトラブルシューティングを試して、バッテリー寿命を最適化するのも一案です。

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