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Mac上級者になるための隠れた技&便利ワザ大全

自分はMacパワーユーザーだと思っていますか?それとも、その特権的な仲間入りを目指していますか?ここでは、書籍『Mac Kung Fu: Second Edition』から厳選した、定番でありながらシンプルなテクニックをご紹介します。

『Mac Kung Fu: Second Edition』は、以前は25ドル以上で販売されていた本ですが、現在は驚きのお手頃価格の1.49ポンド/1.99ドルで入手できます。400以上のTips、120,000語超、700ページ超の電子書籍が、カプチーノ1杯より安く買えるのです。しかも著者はMacworldの常連コントリビューターでありAppleのエキスパートであるKeir Thomas氏。これ以上何を望むでしょうか?

今回はその中から厳選したTipsをお届けします。どうぞ最後までお読みください。

「MacのおすすめTips・時短テクニックまとめ」もあわせてチェックしてみてください。また、Mac起動時の音を止めたい方は「Macの起動音を消す方法」の記事も参考になります。

iTunesに音楽や動画を即座に追加する隠しフォルダ

サードパーティ製ソフトで音楽や映画をダウンロード・リッピングしている方なら、iTunesライブラリへの追加が意外に面倒だと感じたことがあるはず。iTunesを起動し、正しいリストを表示させてから、ファイルをウィンドウへドラッグ&ドロップ…という長い工程が必要です。

しかし実は、音楽や動画を直接iTunesに取り込める隠しフォルダが存在します。ダウンロードアプリの保存先としてこのフォルダを指定しておけば、iTunesが起動していなくても、ファイルは自動的にライブラリへ取り込まれます。

フォルダを見つけるには、Finderを開いてShift+Command+Gを押し、~/Music/iTunes/iTunes Media/と入力します。「Automatically Add to iTunes(自動的に追加)」というフォルダがあるはずです。名前の通り、ここにコピーしたファイルは自動的にiTunesへ追加されます。iTunesがメディアフォルダを整理するデフォルト設定のままなら、iTunes稼働時にファイルは移動されて自動的に振り分けられるため、通常このフォルダは空に見えるはずです。

なお、フォルダをドラッグしてデスクトップへ移動し、マウスボタンを離す前にAlt(Option)+Commandを押せば、エイリアスを作成できます。以降はそのエイリアスにファイルをドロップするだけでOKです。

iMessage会話などを開始できる「魔法のリンク」を追加する

書類やメールにWebリンクを挿入することは日常的でしょう(編集>リンクを追加から入力)。クリックすれば指定したサイトへアクセスできます。

実はmacOSでは、Webサイトへのリンクだけでなく、アプリ固有のリンクも作成可能です。例えば、メール本文内のリンクをクリックするとメッセージアプリで特定相手とのチャットが始まる、書類内のリンクをクリックすると辞書アプリで単語を検索する、といったことができます。

TextEdit書類や新規メールウィンドウでリンクを作成するには、対象テキストを選択して「編集>リンクを追加」をクリックするか、Command+Kを押します。次に、以下のスキームをダイアログに入力します。

https://—Webページへのリンク。アドレスにhttps://を含めて入力します。https://keirthomas.comのように入力すれば、そのサイトへのリンクになります。

imessage://—メッセージアプリでの会話を開始します。imessage://07912345678と入力すれば、その電話番号宛てにiMessage会話を開こうとします(Handoff有効時はSMS送信)。IMハンドルも指定でき、Yahooの友人のハンドル名がjohnsmithならimessage://johnsmithのようなリンクも作れます(メッセージアプリにYahooアカウントを登録しておく必要があります)。

facetime://—FaceTimeでの通話を開始します。facetime://user@example.comのように、そのメールアドレスで登録されたFaceTimeアカウントへ発信します。Apple IDや電話番号も指定可能です(iMessage同様、電話番号は空白や記号なしで入力)。

dict://—辞書アプリを起動して特定の単語を検索します。dict://epicureanと入力すれば、検索フィールドに入力したかのように「Epicurean」の定義が表示されます。

vnc://—指定したアドレスとの画面共有セッションを開きます。画面共有ソフト起動時に表示されるダイアログで「接続」ボタンを押す必要があります。vnc://macbookなら、ネットワーク名がmacbookのコンピュータと画面共有を試みます。

x-man-page://—ターミナルウィンドウ内で指定語句のmanページを開きます。x-man-page://sharingなら、sharingコマンドのmanページが表示されます。

アドレスを指定せず(つまりリンクダイアログに単にimessage://facetime://だけ入力して)、リンクをクリックすると、Dockのアプリアイコンをクリックしたときと同じように各アプリが起動します。

また、mailto://ssh://telnet://といった、Webページで一般的に使われるURLスキームも挿入できます。

caffeinateコマンドでMacを眠らせない

Macからしばらく離れる必要があるけれど、スリープモードに入ってほしくない——そんなときは、ターミナルを開き(Finderのアプリケーション一覧にあるユーティリティフォルダ内)、次のコマンドを入力します。

caffeinate -di

ターミナルウィンドウが開いてコマンドが実行されている間、操作がなくてもコンピュータもディスプレイもスリープしません。技術的には、OSがユーザーの無操作を検知して発動するアイドルスリープモードを無効化していることになります。

解除するには、ターミナルウィンドウに戻ってControl+Cを押すか、ウィンドウを閉じるだけでOKです。

無期限ではなく時間制限を付けることもできます(秒単位指定)。例えば2時間スリープさせたくない場合は、秒数を計算して(2時間×60分×60秒=7200秒)、「-t」オプションの後ろに指定します。

caffeinate -dt 7200

こちらもControl+Cを押すかターミナルを閉じれば、途中で終了できます。

テキストクリッピングで文章断片を素早く再利用

Macで文字を扱う仕事をしている人にとって、これは見逃せない小ワザです。

アプリ内でテキストを選択し、それをフォルダやデスクトップへドラッグすると、テキストがファイル化されます。これは「テキストクリッピング」と呼ばれ、抜粋部分の最初の数語がファイル名になります。テキストに書式が適用されていれば、それも保存されます。書類から削除したけれど別用途のために取っておきたい文章をファイリングするのに絶好の方法です。

クリッピングの中身を見るには、ダブルクリックするか、選択してスペースキーを押してクイックルックを表示します(編集はできません)。文書に再挿入するには、挿入位置にカーソルを置いた状態で、クリッピングファイルをアプリのウィンドウ上へドラッグ&ドロップするだけです。

この方法で再挿入してもクリッピングファイルは削除されないため、他の書類でも何度でも使い回せます。

Macでファイルを隠す2つの方法

Macでファイルを見えなくする方法は2つあります。どちらもセキュリティ面では決して万全ではなく、知識のある人なら数秒で見破れます。しかし、一時的にこっそりファイルを隠す用途には十分役立ちます。

Unixの仕組みを使って隠す:MacのOSであるmacOSは、その核はUnixの一種です。Unixではファイル名の先頭にピリオド(.)を付けると非表示になりますが、これはMacでも機能します。Finderのウィンドウ、ファイルを開くダイアログ、デスクトップのいずれにも表示されなくなります。コマンドラインで覗く人にも、隠しファイル表示を明示的に要求しない限り見えません(ls -aなど)。

例えば、保存時にファイル名を.document.docxとすれば非表示になります。「ファイル名の先頭のピリオドはシステムファイル用」という警告が出るかもしれませんが、そのまま保存を選べば問題ありません。

GUIアプリから見えないように隠す:chflagsコマンドを使うと、グラフィカルインターフェース(GUI)のアプリには表示されないようにファイルを隠せます。ただしターミナルでファイルを辿れば見えてしまいます。

この方法で隠すには、ターミナルを開いてchflags hiddenコマンドに続けてファイルやフォルダ名を指定します。例えばsecret.docを隠すなら:chflags hidden secret.doc

再表示するにはchflags nohiddenコマンドを使います:

chflags nohidden secret.doc

隠しファイルを表示する方法:では、隠されたファイルを開くにはどうすればいいのでしょうか?アプリのファイルを開く/保存ダイアログを拡大表示した状態で、Shift+Command+.(ピリオド)を押すと、ファイル一覧に隠し項目が表示されます。もう一度押すと非表示に戻ります。ただし、この方法では大量のシステムファイルが突然現れる点に注意してください(削除や開封は避けましょう)。

Finderウィンドウで隠しファイルを見る唯一の方法は、隠しファイルを常時表示させる秘密の設定を有効にすることです。有効にすると、Finderウィンドウとデスクトップに常に表示されるようになり、隠しファイルは薄く透けた外観で示されます。ターミナルを開いて以下を入力します。

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -bool TRUE;killall Finder

この変更後も、ファイルを開く/保存ダイアログ内で隠しファイルを見るにはShift+Command+.が必要です。

元に戻すには、以下を入力します。

defaults delete com.apple.finder AppleShowAllFiles;killall Finder

どんな印刷も思いのままに

Finderからほぼあらゆるファイルを直接印刷できることをご存じでしたか?あまりにも当たり前なのに意外と知られていないのが、このTipです。Finderで1つ以上のファイルを選択し、メニューの「ファイル>プリント」をクリックするだけ。ファイルがデフォルトのエディタで自動的に開き(写真ならプレビューなど)、自動的に印刷されます。

でも、「ファイル>プリント」をクリックすらせずに、即座に印刷できたらもっと便利だと思いませんか?

もちろん、Macならそれが可能です。システム環境設定(アップルメニュー>システム環境設定)を開き、「プリンタとスキャナ」をクリックします。左側のプリンタ一覧からプリンタを選び、デスクトップへドラッグ&ドロップしてください。プリンタのショートカットが作成され、多くの場合、実際のプリンタを写したアイコンサイズの写真になります。

あとは、任意のファイルをこのショートカットの上にドラッグ&ドロップするだけで即印刷です。アイコンをダブルクリックすれば印刷キューを確認できます。

さらに、Finderのツールバーにプリンタのショートカットを追加することもできます。ツールバーを右クリックして「ツールバーをカスタマイズ」を選択し、システム環境設定の「プリンタとスキャナ」を開いて、プリンタ一覧から任意のプリンタをFinderウィンドウのツールバーへドラッグ&ドロップします。最後に「完了」をクリックしてカスタマイズダイアログを閉じれば完了です。

Macがある人物について知っている情報をすべて見る

連絡先アプリで特定の人物のカードを選択し、「編集>Spotlight」をクリックすると、その人物からの(そして宛てた)すべてのメール、やり取りしたすべてのインスタントメッセージ、作成したすべての書類、その名前に言及した訪問済みWebページ、その名前でタグ付けしたすべてのファイルなどが瞬時に見つかります(連絡先カードに関連情報が記録されている場合に限ります。例えばIMアドレスがカードに登録されていなければ、インスタントメッセージの履歴は見つかりません)。

バウンドするDockアイコンを鎮める

一部のアプリは、何か伝えたいことがあるとき(タスク完了時など)にDockアイコンをバウンドさせます。短時間だけバウンドするアプリもあれば、ユーザーが対応するまでずっと跳ね続けるアプリもあります。別の作業に集中しているときには、かなり鬱陶しいものです。

Dockアイコンをクリックしてアプリをアクティブ化するのも一つの解決策ですが、もう一つの方法は、単にマウスカーソルをアイコンの上に乗せること。バウンドは即座に止まり、そのまま手元の作業に戻れます。

ファイルを強制的に開く

Dockの任意のアプリアイコンにファイルをドラッグ&ドロップして開けますが、それはそのアプリがそのファイル形式を理解できると認識している場合のみです(例:docファイルはMicrosoft Wordで開ける)。残念ながら、実際には読めるのに一部のファイル形式に対応していると気づいていないアプリもあります。

Dock上のアプリに、対応していないと思われているファイルのオープンを強制的に試みさせるには、Alt(Option)+Commandを押しながらファイルをDockへドラッグします。本当にファイルを読めなければ、何も起こらないかエラーメッセージが表示されます。

成功率を高めたい場合は、開く前にファイルから拡張子を削除してみるのも手です(ファイル名のピリオド以降の部分、例えば.jpg)。ファイルを選択してCommand+Iを押し、表示されるダイアログの「名前と拡張子」欄から拡張子を消します。

なお、他の方法で単純にリネームしても拡張子は残ったまま見かけ上消えるだけなので、うまくいかないことがあります(システム設定によります)。

開けたら拡張子を元に戻すのを忘れないでください!

ファイルをロックして安全確保

Mac上の任意のファイルは手動でロックでき、明示的にロック解除するまで編集も削除もできなくなります。マスターファイルなど、絶対に改変されたくない重要ファイルの保護に便利です。フォルダもロックでき、フォルダ自体や中身の編集・削除を防げます。

ロックされたファイルを編集しようとすると警告が表示され、明示的にロック解除を選ばない限り作業できません。

ファイル情報からロック:ロック方法はいくつかありますが、最も簡単なのは、Finderやデスクトップでファイルまたはフォルダを選択してCommand+Iを押し、ファイル情報ダイアログを開く方法です。「一般」セクションの「ロック」にチェックを入れます。

後で解除するには、同じ手順でチェックを外すだけです。

アプリケーションからロック:TextEditなどmacOS標準搭載の一部アプリは、アプリ内からファイルをロックできます。ウィンドウのタイトルバーにあるファイル名をクリックし、ポップアップメニューから「ロック済み」を選択します。

このファイルはどこにある?場所を瞬時に確認

メール添付ファイルなどを開いて編集しているとき、「このファイル、一体どこに保存されているんだ?」と迷ったことはありませんか?「ファイル>別名で保存」で保存先を確認する方法もありますが、もっと簡単なのは、アプリウィンドウのタイトルバーにあるファイル名を右クリックすることです。

フォルダ階層が表示されます。一番上(ファイルアイコンに最も近い項目)がファイルの保存先フォルダ、2番目がその親フォルダ、というように、ハードディスク名、そしてコンピュータ名まで順に遡れます(コンピュータ名がリストの最後です)。

リスト内の任意の項目を選択すると、そのフォルダ(またはディスク)がFinderで開かれ、参照できます。

連絡先アプリで宛名付き封筒を印刷

プリンタが封筒印刷に対応していれば、連絡先アプリを使って住所を封筒に印刷できます。連絡先を選んで「ファイル>プリント」をクリックするだけ。複数の連絡先を選択すれば、複数枚の封筒をまとめて印刷できます。連絡先グループを作っておくと、このTipがより活躍します。

Safariでファイルを素早くアップロード

SafariでWebサイトにファイルをアップロードする際、ページ上のボタンをクリックするとファイル参照ダイアログが開き、そこからファイルを選ぶ——という流れが一般的です。

少し時短したいなら、デスクトップやFinderウィンドウからファイルを直接そのボタンの上へドラッグ&ドロップしましょう。ファイルブラウザを使う必要が省けます。あとはボタンをクリックしてアップロードを開始するだけです。

プロキシアイコンで編集中のファイルを別アプリへ渡す

プレビューで写真を調整していたけれど、やっぱりAdobe Photoshopの本格機能が必要になった——そんな場面で役立つのがこのテクニックです。

プレビューのタイトルバーを見てください。現在編集中のファイル名が表示され、その左側に小さなファイルアイコンがあります。これが「プロキシアイコン」です。数秒間クリックしてホールドし、そのままDock上のPhotoshopアイコン、あるいはアプリケーションフォルダ内のPhotoshopアイコンへドラッグ&ドロップします。最新版のファイルがPhotoshopで開きます。

この後プレビューを閉じておくのがおすすめですが、他のアプリで保存されるたびにプレビュー側も更新されるはずです。

Dockアイコンへドロップする代わりに、ドラッグ中にCommand+Tabを押してアプリケーションスイッチャーを呼び出し、スイッチャーに表示されたアプリのアイコン上へプロキシアイコンをドロップすることもできます。

また、このプロキシアイコンのドラッグ&ドロップは、編集中の画像をワープロ書類に挿入したいときにも使えます(ファイル形式や書類の種類は問いません)。画像エディタでまずファイルを保存し、プロキシアイコンをワープロやレイアウトソフトのウィンドウ上の挿入したい位置へドラッグすれば、即座に挿入されます。

プロ並みのテキスト選択テクニック

TextEditなどのMac標準アプリのほか、Microsoft OfficeやMozilla Firefoxでは、クリック&ドラッグ以外にも多彩で便利なテキスト選択方法が使えます(Pagesでは使えません)。

離れた箇所を同時選択:Commandを押しながらクリック&ドラッグすると、離れた複数のテキスト領域を選択できます。例えば段落冒頭の一文を選択したまま、Commandを押しながら段落末尾の別の一文を選択できます。Command+Cで両方がコピーされ、Command+Vで貼り付けると、2つの文がそれぞれ別の行に貼り付きます。

矩形(四角形)ブロック選択:Alt(Option)を押しながらドラッグすると、段落内の矩形ブロック状にテキストを選択できます。言葉で説明するのは難しいので、ぜひAlt(Option)を押しながら段落内をドラッグして試してみてください(古いバージョンのWordではAlt(Option)+Command)。アプリによっては動作しない場合があります。

こちらもCommand+Cでコピー、Command+Vで貼り付けが可能です。どんな場面で役立つのか想像しにくいかもしれませんが、意外な使い道が見つかるかもしれません!

ドラッグせずに範囲選択:選択したいテキスト範囲の先頭をクリックし、Shiftを押しながら範囲の末尾をクリックすると、間のすべてが選択されます。文書編集では快適に使えますが、Webページではうまくいかないことが多いです。

すでに選択範囲がある状態でShiftを押しながら範囲の外側をクリックすれば選択範囲を拡張でき、範囲内をShiftクリックすれば文字や単語を選択から除外できます。

数字を巨大文字で表示して書き写しやすく

画面上の電話番号をメモしようとしたのに、画面と紙を行ったり来たりして、画面上の位置を見失って苦労したことはありませんか?

TextEditや連絡先アプリでは、電話番号を選択して右クリックし、「Large Type(大きな文字で表示)」を選ぶだけです。Mailのメッセージでも使えます。受信メッセージなら、電話番号にマウスを重ねると矢印アイコンが現れるので、クリックしてメニューから「Large Type」を選んでもOKです(作成中のメッセージでは使えません)。

電卓アプリでも使えます。液晶画面上の数字を右クリックして「Large Type」を選べば、計算結果を大きく確認できます。

いずれの場合も、テキストは画面幅いっぱいの大きな浮遊文字で表示されます。消すにはどこでもいいのでクリックするだけです。

ダイアログボックスを瞬時にキャンセル

最古参のMacキーボードショートカットの一つがCommand+.(ピリオド)です。非常に古いMacでは現在のタスクをキャンセルするために使われていました。

macOSでは非推奨になりましたが、ダイアログボックスについては今も生き残っています。Command+.を押せば「キャンセル」ボタンをクリックしたことになり、マウスに手を伸ばす手間が省けます。

リカバリーシステム起動中にSafariを使う

起動時にアップルロゴが表示される前までCommand+Rを押し続けると、リカバリーシステムで起動します。ここではディスクチェック、Time Machineによる復元、OS Xの再インストールなどが行えます。

実は、メインのOS X環境がまだアクセス可能な状態なら(つまりシステムが修復不能なほど壊れていなければ)、非公式ながらインストール済みアプリを起動することもできます。直感的な操作ではありませんが、トラブルの調査のためにSafariを起動したいこともあるでしょう。

リカバリーシステム起動中に「ユーティリティ>ターミナル」を開き、以下を入力します。

/Applications/Safari.app/Contents/MacOS/Safari

使い終わったらCommand+Qを2回押して、Safariとそれを起動したターミナルウィンドウを終了します。メインのリカバリーオプションダイアログに戻ります。コンピュータを再起動するには、アップルメニューから「再起動」を選択してください。

ファイル選択を反転させる

デジタルカメラから100枚の画像をダウンロードしたとします。うち3枚を除く97枚を別フォルダへコピーしたい——さて、必要な97枚だけをどう選択しますか?

Finderには、これを素早く簡単に行える便利なトリックが備わっています。ただし、デスクトップかFinderのアイコン表示で使うのがベストです。

まず、選択に含めたくないファイルを選択します。先の例なら、コピーしたくない3枚です。Commandを押しながら1つずつ選択します。

次に、Commandキーを押し続けたまま、すでに選択済みの3枚も含めて全ファイルをゴムバンド(ドラッグ範囲)選択します。すると魔法が起こります——選択が反転し、選ばれていなかったファイルが選択状態に、選ばれていたファイルは自動的に非選択になるのです。この例では97枚が選択されたことになります。

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