macOS Catalinaの新セキュリティ機能を徹底活用!知っておきたい設定方法と使い方ガイド
Appleは数か月前、Mac向けの最新OS「macOS Catalina」をリリースしました。Mojaveの後継にあたるこのバージョンは、Apple史上最大級の大型アップデートとなっています。iPadをMacのサブディスプレイとして使える「Sidecar」、自動的に切り替わるダークモード、大幅にリニューアルされた「メモ」アプリなど、革新的な機能が多数搭載されているだけでなく、プライバシーとセキュリティの強化も大きく進化しました。
セキュリティの面で注目すべきは、T2セキュリティチップの存在です。このチップはアクティベーションロックとして機能し、MacBookを格段に安全なものにしてくれます。さらに、アプリがシステムデータへアクセスする際にはユーザーの許可が必要になるなど、アクセス制御も強化されています。とはいえ、これはほんの一部にすぎません。
そこで本記事では、macOS Catalinaに搭載された新しいセキュリティ機能の使い方を詳しく解説し、あなたのMacをさらに堅牢に守る方法をご紹介します。
1. アプリのアクセス権限を管理する
macOS Catalinaでは、各アプリがMac上のどのデータにアクセスできるかを、ユーザーが完全にコントロールできるようになりました。iCloudやストレージドライブなど、データが保存された領域にアプリがアクセスする際には、必ず許可を求められる仕組みになっています。
どのアプリがドライブ全体へのアクセス権を持っているか確認するには、「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」を開き、「プライバシー」タブを選択します。左側のメニューから「ファイルとフォルダ」を選ぶと、デバイス内のファイルやフォルダにアクセスできるアプリの一覧が表示されます。気に入らない設定や、データへのアクセスを許可したくないアプリがあれば、チェックを外すだけで簡単に変更できます。
2. Safariの脆弱なパスワード警告
もうひとつ便利なのが、Safariブラウザが提供する「脆弱なパスワード警告」機能です。macOSとiOSの両方で利用可能で、Webサイトでアカウント登録をして新しいパスワードを作成する際、そのパスワードの強度が不十分だと自動的に通知してくれます。
Safariで保存済みのパスワードを管理するには、「環境設定」→「Safari」→「パスワード」と進みます。ここでは、脆弱なパスワードや重複して使われているパスワードの一覧を確認でき、安全性の低いものを見直すきっかけになります。
3. macOSが独立したボリュームに分離
Catalinaでは、macOS本体が専用の読み取り専用ボリュームに分離されて保存されるようになりました。これにより、OSファイルがサードパーティ製アプリやマルウェアの影響を受けにくくなり、システム全体の安定性とセキュリティが大幅に向上しています。
4. Gatekeeper(ゲートキーパー)
Gatekeeperは、信頼できるソースからのみアプリをインストールさせるための重要なセキュリティ機能です。App Storeや公認開発者以外から入手したアプリについては、インストール前にアプリ情報を詳細にチェックし、ウイルスやマルウェアがないかをスキャンします。不審な点が検出されれば即座に通知されるため、適切な対応を取ることができます。
Gatekeeperの設定を管理するには、「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「一般」タブを開き、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」を「App Storeと認証済みの開発元からのアプリケーション」に設定しておきましょう。
5. アクティベーションロック(T2セキュリティチップ)
最新のMacBookには、Apple独自設計のT2セキュリティチップが搭載されており、Macのセキュリティを次のレベルへ引き上げています。このチップのおかげで、盗難者や不正アクセス者がデバイスに侵入することは困難になり、仮に工場出荷状態への初期化を試みて中古として転売しようとしても、成功することはありません。
以上が、macOS Catalinaの新しいセキュリティ機能を活用するための完全ガイドです。Appleはこれらの機能によって、Macのプライバシーとセキュリティ向上に本格的に取り組んでいます。ぜひ今回ご紹介した機能を活用して、大切なデバイスをトラブルから守りましょう。
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