macOSの「ネットワークユーティリティ」の使い方徹底ガイド
すべてのMacBookやiMacには、標準で「ネットワークユーティリティ」というアプリケーションが搭載されています。Appleユーザーにとって嬉しいことに、このアプリを別途購入したりダウンロードしたりする必要はありません。
ネットワークユーティリティは、単なる付属アプリ以上の存在です。デバイスのトラブルシューティングはもちろん、自分のMacやWebサイト、インターネット上のユーザーに関する情報を調べる際にも活躍する、必須のツールと言えます。
Macでネットワークユーティリティを開く方法
このアプリを開くためのパスは以下の通りです。
/System/Library/CoreServices/Applications
このパスに沿ってMac内を辿ることもできますし、より簡単な方法として、Finderを開いて「移動」→「フォルダへ移動」を選択し、上記のパスを入力して「移動」をクリックすれば、「ネットワークユーティリティ」が表示されます。
古いMacでネットワークユーティリティを開く方法
OS X Mountain Lion、Lion、Snow Leopardなどの旧バージョンのmacOSを使用している場合は、次のパスを辿ってください。
/Finder/アプリケーション/ユーティリティ
ネットワークユーティリティに含まれるツール一覧
ネットワークユーティリティを起動すると、それぞれ異なる目的を持つ多数のツール(タブ)が並んでいます。以下、各ツールの使い方を順番に解説します。
1. 情報(Info)の使い方
最初のタブである「情報」では、ネットワーク、インターフェース、転送統計に関する情報を確認できます。
2. Netstatの使い方
2番目のタブ「Netstat」は、その名の通りネットワーク統計(network statistics)を意味します。デバイス上のネットワーク接続状況や統計情報を提供してくれる機能です。
ここには4つの選択肢があり、それぞれ異なる情報を表示できます。
- ルーティングテーブル情報を表示
- プロトコルごとの包括的なネットワーク統計を表示
- マルチキャスト情報を表示
- 現在のすべてのソケット接続の状態を表示
いずれかを選択して「Netstat」ボタンをクリックすると、選択した項目の詳細情報が表示されます。
3. Pingの使い方
3番目のタブ「Ping」を使うと、インターネット接続の有効性(応答速度や安定性)を確認できます。このツールを使用するには、IPアドレスまたはWebサイトのアドレスを入力します。その後、Pingを無制限に送信するか、任意の回数だけ送信するかを選択し、「Ping」ボタンをクリックしてください。
4. Lookupの使い方
4番目のタブ「Lookup」では、MacのDNSサーバーが正常に動作しているかどうかを検証できます。DNSサーバーとは、IPアドレスとホスト名を対応付けたデータベースのことです。Webサイトのアドレスを入力して「Lookup」をクリックするだけで確認できます。
5. Tracerouteの使い方
5番目のタブ「Traceroute」は、接続診断のためのツールで、Macの接続性の問題を診断するのに役立ちます。任意のWebサイトのアドレスを入力して「Trace」をクリックしましょう。
6. Whoisの使い方
6番目のタブ「Whois」では、特定のWebサイトやドメイン名の所有者に関する情報や、その所有者への連絡方法を調べることができます。Webサイトのアドレスを入力して「Whois」をクリックしてください。
7. Fingerの使い方
7番目のタブ「Finger」は、さまざまなWebサイトやコンピューターのユーザーに関する情報を調べるために使われます。ユーザー名またはWebサイトのアドレスを入力することで、該当する情報を取得できます。
8. ポートスキャンの使い方
最後のタブ「ポートスキャン」では、利用可能なTCPおよびIPポートを検索できます。これらのポートとは、IPネットワーク内のさまざまなユーザーやセッションに割り当てられた番号のことです。情報を調べたい場合は、任意のWebサイトのアドレスを入力してください。
まとめ:ネットワークユーティリティでMacを安全に保とう
ゲーム、クリエイティブな作業、ビジネスなど、Macの用途が何であれ、ネットワークユーティリティのようなツールアプリを活用して、やり取りするWebサイトやユーザーについて把握しておくことは非常に重要です。こうした習慣によって、ウイルスやCookieなどからMacを守り、コンピューターを健康で高速な状態に保ち、長く快適に使い続けることができるでしょう。
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