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Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

特定の時刻にリマインダーを送りたい、大切な人の誕生日にぴったりお祝いのメッセージを届けたい——そんなときに便利なのがメールの予約送信機能です。ただし、この機能を利用するには、使用しているメールアプリが対応している必要があります。

残念ながら、Macに標準搭載されている「メール」アプリには、予約送信機能が備わっていません。しかし、ご安心ください。ちょっとした工夫をすれば、Macの標準機能だけで同じことが実現できます。

その方法とは、「Automator(オートメーター)」でメール送信用のアプリを作成し、「カレンダー」アプリでトリガーを設定するというものです。以下、手順を詳しく解説していきます。

Automatorでメール送信アプリを作成する

1. Automatorを起動する

Dockの「Launchpad」をクリックし、検索フィールドに「Automator」と入力して、表示されたAutomatorをクリックして起動します。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

2. 新規書類を作成する

Automatorが起動したら、書類の種類を選択する画面で「アプリケーション」を選び、「新規書類」をクリックして新しいアプリを作成します。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

3. アプリケーションタイプを選択する

次の画面でも「アプリケーション」を選択し、「選択」をクリックして、新しいアプリケーションタイプのスクリプトを作成します。

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4. 「新規メールメッセージ」アクションを追加する

左側のライブラリから「メール」カテゴリをクリックし、「新規メールメッセージ」アクションを右側のワークフロー領域へドラッグ&ドロップして、アプリケーションに追加します。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

5. メールの内容を入力する

ワークフローパネルに表示されたボックスに、メールの詳細情報を入力していきます。宛先のメールアドレス、必要に応じてCCやBCC、件名、そして本文を記入しましょう。

下部のプルダウンメニューから、どのメールアカウントから送信するかを選択します。

複数のメールを予約したい場合は、この作業を繰り返すことで、何通でも追加できます。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

6. 「送信メッセージを送る」アクションを追加する

左パネルから「送信メッセージを送る」アクションをドラッグ&ドロップでワークフローに追加します。このアクションは、その上に配置されたメールだけを送信する仕組みになっているため、必ずワークフローの一番下に置いてください。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

7. アプリケーションを保存する

これでアプリケーションの設定は完了です。「ファイル」メニューから「保存…」をクリックします。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

8. 保存先と形式を指定する

保存ダイアログが表示されたら、アプリケーションに名前を付け(例:「Scheduled Emails」)、保存場所として「アプリケーション」フォルダを選択します。「ファイルフォーマット」が「アプリケーション」に設定されていることを確認したら、「保存」をクリックします。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

カレンダーでトリガーを設定する

9. カレンダーアプリを起動する

アプリケーションの準備が整ったら、次はそれを起動させるトリガーの作成です。ここでは「カレンダー」アプリを使用します。DockのLaunchpadからカレンダーを検索して起動しましょう。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

10. イベントを作成する

カレンダーが起動したら、メールを配信したい日付を選択し、日付のボックスをダブルクリックして新しいイベントを追加します。

イベントのタイトルや詳細は自由に入力して構いませんが、日付と時刻は必ず正確に設定してください。

続いて「アラート」をクリックし、「カスタム…」を選択して、イベントにカスタムアラートを設定します。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

11. カスタムアラートを設定する

カスタムアラートのダイアログでは、最初のプルダウンメニューで「ファイルを開く」を選択します。次に、2番目のプルダウンメニューで「その他…」を選び、先ほど作成した「Scheduled Emails」アプリを指定します。さらに3番目のプルダウンメニューで「イベントの時刻」を選択し、「OK」をクリックして変更を保存します。

Macの標準機能だけでメールを予約送信する方法|Automator×カレンダー活用術

これで、Automatorで作成したメールが、カレンダーで設定した時刻に自動的に送信されるようになります。

仕組みを簡単にまとめると、まずAutomatorで「メールを送信するアプリ」を作成し、それを起動させるためのトリガーとしてカレンダーイベントを設定した、ということです。イベントの時刻になるとカレンダーがアプリを起動し、メールが送信されるという流れになります。

注意点: イベントの時刻には、Macがスリープ状態ではなく起動している必要があります。Macがスリープしていると、Automatorアプリにトリガーが届かず、メールも送信されませんのでご注意ください。

なお、macOS Ventura以降では、メールアプリ自体に「送信日時を指定」機能が標準搭載されています。本記事の方法は、それ以前のOSバージョンをお使いの場合や、より柔軟な自動化を行いたい場合に特に有効です。

まとめ

サードパーティ製アプリに頼らず、将来の指定した時刻にメールを送りたい場合でも、Macの標準アプリだけで十分対応できます。Automatorとカレンダーを組み合わせれば、追加コストゼロでメールの予約送信を実現できるので、ぜひ一度試してみてください。


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