Retina Macでアプリを低解像度モードで起動する方法
最近購入できるMacの多くは、Retinaディスプレイを搭載しています。Retinaディスプレイは1インチあたりのピクセル数(ppi)が非常に高いため、画面に表示される文字や画像が、通常のディスプレイよりもはるかにシャープで精細に見えます。表示がぼやけることがほとんどないのも大きな魅力です。
しかし、すべてのアプリにとって高解像度が最適とは限りません。外部ディスプレイを使用していて、その画面ではRetinaモードで起動する必要がないアプリがある、といったケースもあるでしょう。
また、アプリを低解像度で動作させるとGPU(グラフィックス処理装置)への負荷が軽減されるため、グラフィック性能の劣化を抑え、Macを長く快適に使うことにもつながります。
ここでは、Macでアプリを低解像度モードで起動する手順を詳しく解説します。
Retina Macでアプリを低解像度で起動する手順
macOSには標準で「低解像度モード」でアプリを起動する機能が備わっているため、サードパーティ製のツールを追加でインストールする必要はありません。わずか数ステップで設定できます。
1. アプリの場所を開く
まず、対象のアプリが保存されている場所を開きます。多くの場合は「アプリケーション」フォルダに入っています。
2. 「情報を見る」を選択
低解像度で起動したいアプリを右クリックし、メニューから「情報を見る」を選択します。すると、アプリの情報ダイアログボックスが表示されます。

3. 「低解像度で開く」にチェックを入れる
情報ダイアログが開いたら、「低解像度で開く」という項目を探します。この項目の横にあるチェックボックスにチェックを入れてください。

4. ダイアログを閉じる
チェックを入れ終えたら、情報ダイアログを閉じます。設定は自動的に保存されます。
5. アプリを起動して確認
アプリをダブルクリックして起動します。すぐに違いに気づくはずです。アプリ内の画像やテキストが、以前よりやや粗く表示され、低解像度モードで起動したことが確認できます。
以下の比較画像をご覧ください。1枚目が低解像度モードで撮影したもの、2枚目がRetina解像度で撮影したものです。違いは一目瞭然です。


特に違いが分かりやすいのはテキスト部分です。Retina解像度の画像では文字がくっきりとシャープに表示されているのに対し、低解像度の画像では文字がややぼやけて見えます。図形の角やエッジの部分でも、なめらかさの差が確認できます。
このモードがすべてのアプリに適しているわけではありませんが、高解像度を必要としないと判断したアプリについては、十分に実用的な選択肢となるでしょう。
まとめ
Retinaディスプレイの高解像度を必要としないアプリがある場合は、低解像度モードで起動するよう設定しておくと、Macのグラフィックカードへの負担を軽減できます。設定も「情報を見る」からチェックを入れるだけなので、ぜひ試してみてください。後から元に戻したい場合は、同じ手順でチェックを外すだけでOKです。
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