Mac版CCleaner徹底レビュー:Windows版と遜色ない性能なのか?

MacでもWindows PCでも、定期的にマシンを「クリーンアップ」することは大切です。これは、専用ソフトを使ってシステムを自動的にスキャンし、不要ファイルを削除して動作速度を維持し、ストレージ容量を節約することを意味します。
長年にわたり、PCクリーナーソフトの定番として君臨してきたのがCCleanerです。そして今、MacユーザーもPiriform社の開発者が培ってきたノウハウの恩恵を受けられるようになりました。本記事では、新しく登場した無料のMac版を取り上げ、Windows版と比較しながらその実力を検証します。
基本機能
インストールと起動は非常に簡単です。ダウンロードページから.dmgファイルを入手し、ディスクイメージを開いたら、アイコンをアプリケーションフォルダへドラッグするだけ。あとはアプリケーションフォルダからソフトを起動しましょう。

起動すると、2つのボタンがあるウィンドウが表示されます。1つはシステム解析用、もう1つはクリーナー実行用です。クリーナーを実行すると、安全に削除できると判断されたファイルが一掃されます。ツールやオプションメニューも用意されていますが、最も使うのはこの2つのボタンでしょう。

Windows版・Mac版どちらの無料版にも、「高速なコンピュータ」と「プライバシー保護」という2つの基本機能が搭載されています。実際には、クリーニングソフト本来の用途である「不要とみなされるファイルを賢く安全にスキャンして削除する」ことに加え、Cookieや閲覧履歴などのブラウザデータを掃除することでプライバシーも守れるというボーナス的メリットがあります(MacなのでSafariはデフォルトで対象ですが、「アプリケーション」タブで他のブラウザも選択可能です)。
CCleanerは、マシンを軽量化・高速化すると同時に、手動で行えば数時間〜数日かかり、しかもファイルの役割を事前に調べてから削除する必要があるような作業を、一瞬で片付けてくれる二重の効果を持っています。
Piriform社はWindows向けに豊富な経験を積んできましたが、OS Xは通常とても整然としたOSでありながら、放置すればかなりのジャンクファイルが蓄積されるため、この技術をMacにも投入することを決めたのです。こうしたメンテナンスを日常的に簡単に行えるのは大きな魅力といえます。
もちろん、無料版がある一方でプレミアム版も存在するため、その違いについても触れておきましょう。
Mac版のプレミアム機能
Mac版の基本機能に加えて、有料のプレミアム版へアップグレードすると、「自動ブラウザクリーニング」「リアルタイム監視」「自動更新」、さらに「優先サポート」が利用できます。これはWindowsプラットフォームにあるPremium Plusという上位プランがMac版には存在しない分を補う追加要素となっています。
Windows版のプレミアム機能
Windows版のプレミアムレベルでは、「完全クリーニング」「リアルタイム監視」「自動更新」が提供されます。さらに10ドル追加のPlusレベルでは、「デフラグ」「ファイル復元」「ハードウェア分析」も使えるようになります。これらはかなり高度な機能で、OS XほどOS側の介入(いわば補助輪)が少なく、ユーザーがシステムの低レベル部分により自由にアクセスできるWindows環境では大変ありがたい存在です。マシンの奥深くまで触りたい上級者には嬉しい仕様ですね。
まとめ
無料レベルにおいては、Mac版とPC版の提供内容は事実上ほぼ同じであり、プレミアム機能の違いはあまり重要ではありません。大きな差が生まれるのは、有料でプレミアムレベルに上がったときです。Windows版(およびMacユーザーには選べないより高額なPlus版)では、はるかに幅広いツールセットが手に入ります。
将来的にこれらの上位機能がMacユーザーにも提供されるかは現時点では不明ですが、Macユーザーにとって朗報なのは、Mac環境ではOSが多くのメンテナンスを自動的に処理してくれるため、Plus系機能の重要度が相対的に低いという点です。いずれにせよ、プレミアム版へのアップグレード費用は19.99ドルと、それほど大きな出費ではありません。
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