macOSでアプリを強制終了する4つの方法|Finder・Dock・アクティビティモニタ・ターミナル
macOSのアプリが正常に動作しなくなる原因はさまざまです。無限ループに陥ったり、クラッシュしたり、フリーズしてユーザーの操作に一切反応しなくなることもあります。アプリを強制終了するのは本来望ましいことではありませんが、どうしても選択の余地がない場面に出くわすこともあります。
強制終了自体がアプリにダメージを与えることはほとんどありません。ただし、作業内容を保存する機会は失われてしまう点に注意が必要です。多くのmacOSアプリは自動保存機能を備えていますが、基本的には「最後に保存した時点以降の変更は失われる」と考えておきましょう。
この記事では、不調なmacOSアプリを強制終了するための4つの方法を紹介します。
1. 一番簡単な方法:Appleメニューから強制終了
最もシンプルなのが、Finderから「強制終了アプリケーション」ウィンドウを開く方法です。
画面左上のAppleマークをクリックし、「強制終了」を選択すると、「強制終了アプリケーション」ウィンドウが表示されます。キーボードショートカットの Option + Command + Esc でも同じウィンドウを開けます。
赤色で表示されているアプリ名(通常「応答していません」と表記されています)をクリックします。
あとは「強制終了」ボタンをクリックすれば、そのアプリを閉じることができます。
2. Dockを使う
Dock経由での強制終了は、多くのユーザーにとって最も馴染みのある方法でしょう。
- Dockで問題が起きているアプリのアイコンを右クリックします。
- Option キーを押し続けると、メニューに「強制終了」の項目が現れます。
- 「強制終了」をクリックして、アプリを強制的に閉じます。
3. アクティビティモニタを使う
アクティビティモニタでもアプリを終了できます。バックグラウンドで静かに停止してしまったアプリにも対応できるのが便利な点です。
アクティビティモニタには開いているすべてのアプリの状態が表示されるため、どのアプリを強制終了すべきか一目で判断できます。さらに、Dockにアイコンを持たない「プロセス」(サブアプリのような存在)も終了させることができます。
- Spotlightに「アクティビティモニタ」と入力して起動します。あるいは「アプリケーション → ユーティリティ」フォルダから開くこともできます。
- 対象のアプリやプロセスを選択します。「応答していません」と表示されている項目が該当です。
- アクティビティモニタウィンドウ左上の「×」ボタンをクリックします。
4. ターミナルを使う
上記の方法でも終了できない頑固なアプリには、kill コマンドで強制的にシャットダウンできます。最も強硬な手段ですが、経験上ほぼ確実に効果があります。
- Spotlightに「ターミナル」と入力して起動します。「アプリケーション → ユーティリティ」フォルダにもあります。
- フリーズしたアプリのプロセス番号を調べるために、次のコマンドを入力します。
ps -ax | grep "[アプリ名]"
[アプリ名] の部分を、強制終了したいアプリの名前に置き換えてください。例えばSafariの場合は、次のように入力します。
ps -ax | grep "Safari"
このコマンドは実行中のアプリの一覧を表示するだけで、まだ何も終了されませんのでご安心ください。
- 表示されたリストから該当するアプリやプロセスを見つけ、プロセス名の前に表示されている数字を控えます。これがプロセスID(PID)で、アプリを終了させる際に使用します。
この例では、SafariのPIDは「885」です。同じアプリで複数の結果が表示された場合は、「/Contents/MacOS/[アプリ名]」で終わる行を探しましょう。
- ターミナルに次のコマンドを入力します。
kill 885
これでPID 885のプロセスが終了します。
macOSでアプリを強制終了するのは、普段のアプリの閉じ方として推奨されるものではありません。しかし、操作に一切反応しなくなったアプリを止めるためには、必要かつ有効な手段になります。
macOSをさらに活用したい方は、Automatorを使って定型作業を自動化し、日々の生産性を向上させてみてはいかがでしょうか。
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