Macで「別名で保存」を表示して使う方法
Mac OS X Lion以降、AppleはMacにおけるファイルの保存方法を大きく変更しました。従来の別名で保存(Save As)は姿を消し、代わりに同じ書類の複製を作成する複製(Duplicate)が導入されました。機能面では多くの部分が共通していますが、長年慣れ親しんできた「別名で保存」に比べると、使い方に戸惑うユーザーも少なくありません。
幸いなことに、「別名で保存」が完全に削除されたわけではなく、キーの組み合わせやカスタムショートカットの設定によって簡単に復活させることができます。この記事では、Macで「別名で保存」を素早く有効化する方法を紹介します。
便利なキーの組み合わせをもっと知りたい方は、「Macユーザーのためのキーボードショートカットガイド」も併せてご覧ください。
Optionキーを使う方法
「別名で保存」へのアクセスは驚くほど簡単で、Macの設定を一切変更することなく実現できます。まず、「別名で保存」を使いたいアプリを開きましょう。
ここでは例としてPagesを使用していますが、どのアプリでも基本的に同じ手順で利用できます。
画面上部のメニューバーからファイルをクリックしてください。「別名で保存」は表示されておらず、代わりに複製という項目があるのが確認できるはずです。
次に、プルダウンメニューを開いたまま、Optionキーを押し続けてください。
すると魔法のように、複製のコマンドが消え、別名で保存に切り替わります。Optionキーを押したまま別名で保存をクリックすれば、新しい書類を作成できます。
キーボードショートカットを使う方法
キーボードショートカットを好む方にも朗報です。別名で保存は今でも標準機能として搭載されています。Shift + Option + Command + Sの組み合わせを押すだけでモードが起動し、その後好きな名前を付けて書類を保存できます。
カスタムメニューショートカットを作成する方法
上記の方法でもたまに使う程度なら十分ですが、「別名で保存」をメニューに恒久的に表示させたい場合もあるでしょう。少し意外に思えるかもしれませんが、これを実現するにはキーボードショートカットを作成します。その結果、ほとんどのアプリのファイルプルダウンメニューに「別名で保存」が常時表示されるようになります。
新しいショートカットを設定するには、システム環境設定 > キーボードを開き、ウィンドウ上部のバーにあるショートカットセクションをクリックします。
左側の列にリストが表示され、その一番下にAppショートカットという項目があります。これをクリックしてください。
メインペインの下に現れる+ボタンをクリックするとダイアログボックスが開くので、ショートカット作成に必要な情報を入力します。
メニュータイトルボックスには、メニュー項目名を正確に入力します。日本語版macOSの場合は「別名で保存...」、英語版の場合は「Save As...」と入力してください。表記をメニューと完全に一致させること、および単語の後にピリオドを3つ付けることが重要です。
キーボードショートカットボックスでは、「別名で保存」の標準的な組み合わせであるShift + Option + Command + Sを押し続けてください。
最後に追加をクリックすると、ほとんどのアプリのファイルメニューにショートカットが表示されます。「ほとんどの」と断り書きしたのは、検証に使用した各マシンでは、なぜかPages、Numbers、Keynoteでは表示されなかったためです。
Word、Safari、Mail、Scrivenerなどではすぐに表示されました。状況が変化すれば本チュートリアルも更新しますので、最新情報はぜひチェックしてください。ひとまず、これでMacに「別名で保存」を取り戻すための手段はすべて揃ったはずです。
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