新しいMac・MacBookの初期設定ガイド:セットアップの基本手順を徹底解説
この記事では、新しいMacやMacBookを購入した直後に行うべき初期設定の方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。電源の入れ方からセットアップアシスタントの進め方、Apple IDの登録、そして旧Mac(またはWindows PC)からのデータ移行まで、順を追って見ていきましょう。
ステップ1:インターネット接続を確認する
セットアップ作業中はインターネットへの接続が必要になります。事前にWi-Fiなどのネットワーク環境が整っていること、そしてパスワードを把握していることを確認しておきましょう。
ステップ2:新しいMacの電源を入れる
MacまたはMacBookを箱から取り出し、電源アダプタを接続します。MacBookは出荷前の検品時にある程度充電が残っていることが多いのですが、セットアップ中にバッテリー切れにならないよう、必ず電源につないだ状態で作業することをおすすめします。
Mac miniやMac Proの場合は、別途ディスプレイとキーボード・マウスを接続する必要があります。それ以外の周辺機器は、セットアップがすべて完了してから接続するようにしましょう。
準備ができたら、あとは電源ボタンを押すだけです。
ステップ3:セットアップアシスタントを進める
Macの初期設定はとても簡単です。「セットアップアシスタント」と呼ばれるウィザードが、必要な手順を一つひとつ丁寧に案内してくれます。Hey SiriやTouch IDの設定など、後回しにしたい項目は途中でスキップすることも可能です。以下、ウィザードの主な流れを紹介します。
新しいMacを初めて起動すると、自動的にセットアップアシスタントが立ち上がります。ここでMacの基本設定、インターネットへの接続、アカウントの作成を行います。利用規約の確認や、プライバシー設定(Find Myなどのアプリの動作に関わる項目)の選択もこのタイミングで行います。
各画面で選択肢を選び、「続ける」ボタンを押して進んでいく流れは、おおよそ以下の通りです。
- 国と地域の選択:最初の画面には世界地図が表示されます。居住する国・地域を選んで「続ける」を押します。これにより、Mac内部の時計や地域設定が正しく構成されます。
- キーボードの選択:使用するキーボード配列を選びます。日本語入力をする場合は「JIS(日本語)」配列か「US」配列かをよく確認しましょう。「すべてを表示」をクリックすると、その他のレイアウトも選択できます。
- ネットワークへの接続:通常は自宅のWi-Fiネットワークに接続します。ネットワーク名(SSID)を選択し、パスワードを入力してください。パスワードがわからない場合は、ルーターの側面や背面のラベルに記載されていることがあります。
- データの移行(Macから):旧Macからの買い替えであれば、Time Machineバックアップを利用して、設定や環境設定を含むすべてのデータを新しいMacへ移行できます。この作業には「移行アシスタント」というツールを使用します。移行アシスタントはいつでも実行できるため、今すぐ行う必要はありません。時間がかかることもあるので、後で実施したい場合は「今はしない」を選んで先へ進みましょう。
- 位置情報サービス:この機能を有効にすると、アプリが現在地を把握できるようになります。アプリごとに許可を求められる仕組みで、「マップ」や「Find My」などのApple純正サービスがこれを活用します。「このMacで位置情報サービスを有効にする」にチェックを入れて続けるのがおすすめですが、判断はご自身で行ってください。
- データとプライバシー:「データとプライバシー」のポップアップが表示され、個人情報が要求される際には通知が届く旨が説明されます。内容を確認して「続ける」をクリックしましょう。
- Apple IDでのサインイン:Apple IDとパスワードを入力してサインインします。App Storeでの購入に使うものと同じIDです。Apple IDはメールアドレス形式で、多くの場合「@icloud.com」で終わるアドレスです。まだ持っていない場合は「無料でApple IDを作成」から新規登録するのがおすすめです。登録にはクレジットカードまたはデビットカードの情報が必要ですが、課金されることはなく、後で削除することも可能です。Apple IDがあれば、紛失したMacの捜索、強固なパスワード保護、Mac App Storeからのアプリダウンロード(無料アプリを含む)など、多くのメリットがあります。どうしても登録を避けたい場合は「スキップ」を選び、後で登録することもできます。
- 二要素認証の確認:二要素認証を設定している場合、別のデバイスに「あなたのApple IDでサインインされました」という通知が届きます(これはあなた自身によるログインです)。そのデバイスに表示された確認コードを、新しいMacに入力すれば認証は完了です。
- Siriの有効化:次にSiriを有効にするかどうかを選択します。有効にすると、音声だけでMac上のさまざまなタスクを実行できるようになります。今すぐ設定しても、後で行うためにスキップしても構いません。
- iCloudの設定:先ほどApple IDでサインインしていれば、iCloudの設定画面が表示されます。iCloudは連絡先、カレンダー、メールアカウント、ブラウザの情報、リマインダー、メモなどをデバイス間で同期してくれる便利なサービスです。「デスクトップと書類フォルダのファイルをiCloud Driveに保存」するオプションも選択できます。無料で5GBのストレージが付与されますが、このサービスを最大限に活用するには追加容量が必要になるでしょう。現在のところ、50GBが月額130円、200GBが月額400円、2TBが月額1,300円で提供されています。
- Touch IDの設定:お使いのMacがTouch ID搭載モデル(2018年以降のMacBook AirやMacBook Proなど)であれば、指紋認証の設定を案内されることがあります。こちらもスキップして後で設定可能です。
- 外観モードの選択:macOS Mojave以降では、インターフェースを「ダーク」モードにするか「ライト」モードにするかを選べます。ここで選択できますが、後からシステム設定でいつでも変更できます。
なお、MacにインストールされているmacOSのバージョンによって、追加の画面が表示されたり、逆に上記の一部の画面が省略されたりすることがあります。
以上でセットアップは完了です。最後に「ありがとうございます」という画面が表示されるので、「続ける」をクリックして、さっそくMacの使用を始めましょう。
ステップ4:ソフトウェア・アップデートを確認する
何よりも先に行うべきなのは、画面左上のAppleロゴ()をクリックし、「システム環境設定 > ソフトウェア・アップデート」を選択することです。Macが工場を出荷されてから新しいOSやソフトウェアがリリースされている可能性が高いため、使い始める前に最新の状態へアップデートしておくことで、快適なスタートを切ることができます。
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