Windows 10が休止状態から復帰しない・フリーズする時の対処法を徹底解説【2022年最新版】
Windows 10が休止状態から復帰しない、あるいは休止状態からの復帰中にフリーズしてしまう——そんな経験はありませんか?多くのWindowsユーザーから「Windows 10が休止状態で固まってしまう」「ノートPCが休止状態から復帰できない」という報告が寄せられています。この問題が発生すると、通常のデスクトップ画面にアクセスできず、Windowsにログインすることすらできなくなります。
本記事では、まずWindows 10における「休止状態」とは何かを解説し、なぜ休止状態からの復帰時にノートPCがフリーズするのか、その原因と具体的な解決策、さらには休止機能自体を無効化する方法まで、Windows 10(21H1以降)を対象に詳しくご紹介します。
Windows 10の「休止状態」とは?
休止状態(Hibernate)は、主にノートパソコン向けに設計された省電力モードで、従来のシャットダウンとスリープモードの中間のような機能です。スリープモードでは作業内容や設定がメモリ上に保持され、少量の電力を消費し続けます。一方、休止状態では開いていたドキュメントやプログラムの情報をハードディスク上の休止ファイル(hiberfil.sys:Cドライブ直下に保存)に書き込み、その後コンピューターの電源を完全に切ります。
次に起動する際には、前回の作業内容がそのまま残っているため、すぐに作業を再開できます。スリープモードと異なり電力を一切消費しないのがメリットですが、その分、再起動にかかる時間はスリープより長くなります。ただし、何らかの不具合が発生すると、ノートPCが休止状態のループから抜け出せなくなることがあります。
休止状態からノートPCを復帰させるには?
Windows 10が休止状態で固まる、またはノートPCが休止状態から復帰しない問題は、電源設定の不具合、あるいはシステムファイルの破損が主な原因として考えられます。まずは以下の手順で電源リセット(放電)を行い、PCを正常に起動できる状態に戻しましょう。
手順1:電源リセットを実行する
- ノートPCに充電アダプター(電源コード)が接続されている場合は、取り外します。
- バッテリーが取り外せる機種の場合は、バッテリーを取り外して脇に置きます。
- 電源ボタンを30秒以上長押しします。これにより内部に残った電気を完全に放電できます。
- バッテリーを元に戻し、充電アダプターを再接続して数分間充電します。
- 数分待ってから電源ボタンを押してノートPCを起動します。
これで通常どおり起動するはずです。起動後は、以下の解決策を順番に試して、休止状態関連の問題の再発を防ぎましょう。
手順2:電源のトラブルシューティングツールを実行する
- コントロールパネルを開きます。
- 検索ボックスに「トラブルシューティング」と入力し、Enterキーを押します。
- トラブルシューティング画面の左側にある「すべて表示」をクリックします。
- 一覧から「電源」を選択します。
- 「詳細」をクリックし、「管理者として実行」を選択します。
- 「次へ」をクリックし、画面の指示に従ってトラブルシューティングを完了させます。
手順3:高速スタートアップを無効化する
Windows 10が休止状態から復帰しない原因の一つとして、新しい「高速スタートアップ」機能との互換性の問題が考えられます。高速スタートアップは休止状態の仕組みを利用しているため、この機能を無効化することで問題が解消される場合があります。
- コントロールパネルを開き、「電源オプション」を検索して選択します。
- 左側のメニューから「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
- 下へスクロールし、「シャットダウン設定」セクションを表示します。
- 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、「変更の保存」ボタンをクリックします。
設定後、PCをシャットダウンし、数分待ってから電源ボタンで起動します。次にノートPCがスリープまたは休止状態に入った際に、問題なく正常に復帰できるか確認してみてください。
手順4:電源プランを既定の設定に戻す
電源プランの設定に問題がある場合も、休止状態の不具合が発生することがあります。以下の手順で電源プランを初期状態に戻しましょう。
- コントロールパネルを開き、「電源オプション」アイコンをクリックします。
- 選択中の電源プランの「プラン設定の変更」をクリックし、さらに「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
- 「このプランの既定の設定を復元します」を選択します。
手順5:ディスプレイドライバーを更新する
Windows 10が休止状態から復帰しない問題は、ドライバー、特にディスプレイドライバー(グラフィックドライバー)に起因するケースもあります。インストールされているディスプレイドライバーが最新であり、現在使用しているWindowsのバージョンと互換性があることを確認してください。デバイスマネージャーからドライバーの更新や再インストールを行うか、PCまたはグラフィックボードの製造元の公式サイトから最新ドライバーをダウンロードしてインストールしましょう。
ノートPCの休止状態を無効化するには?
ここまで紹介した解決策は、「Windows 10が休止状態から復帰しない」「休止状態からの復帰中にフリーズする」といった、ほとんどの休止状態関連の問題に有効です。それでも休止機能が原因で問題が続く場合は、最終手段として休止機能そのものを無効化してしまうのも一つの方法です。
手順は簡単です。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押すだけです。
powercfg -h off
このコマンドを実行すると、PCの休止機能が無効化されます。再度有効化したい場合は「powercfg -h on」を実行してください。
まとめ
Windows 10が休止状態から復帰しない問題は、電源リセット、トラブルシューティングツールの実行、高速スタートアップの無効化、電源プランの初期化、ディスプレイドライバーの更新などで解決できることがほとんどです。それでも改善しない場合は、休止機能を無効化するという選択肢もあります。本記事の解決策が、あなたのWindows 10の休止状態に関するトラブル解決に役立てば幸いです。ご不明な点やご意見がありましたら、ぜひコメント欄でお知らせください。
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