Windows 7からWindows 10への移行完全ガイド:知っておくべきことすべて
Windows 10への移行は、一見すると手間のかかる作業に感じられるかもしれません。しかし、事前に全体の流れを把握しておけば、作業はぐっと楽になります。ここでは、移行を始める前に知っておきたい情報をすべてご紹介します。
この記事のポイント
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MicrosoftはWindows 7のサポート終了(EOL)をすでに発表しています。つまり、セキュリティ更新プログラムやサポートを受け続けたい個人ユーザーや企業は、システムをWindows 7からWindows 10へ移行する必要があります。移行には確かにいくつかの課題がありますが、その一方で、企業が享受できる多くのメリットもあります。
- より強化されたOSセキュリティ
- 快適なユーザー体験を実現する新機能・高度なツール
- Active Directoryの再定義が可能に
- より安定した安全なネットワークの構築
Windows 10移行のその他の主なメリット
- Windows Virtual Desktopが標準化されているため、どのPCでも同じ操作体験が得られ、IT管理者はパッチやアプリケーションを一括で展開できます。
- 充実したユニバーサルWindowsアプリストアにより、さまざまなプラットフォームやデバイス間で一貫性のある環境を手間なく実現できます。
- 運用コストとライセンスコストの削減。
- Microsoftクラウドサービスを最大限に活用できる。
- 動作がスムーズで、読み込み時間も短縮。
- 最新のEnterprise Mobility Managementにより、テスト環境の構築が不要に。
- モバイルセキュリティ機能やMDM(モバイルデバイス管理)をフル活用可能。
- Windows Helloによるセキュリティ強化のメリット。
Windows 7からWindows 10へ移行できるかチェックしよう
まず、現在使用しているOSのバージョンを確認しましょう([スタート]>[設定]>[システム]>[バージョン情報])。「Windows 7」と表示されていれば、Windows 10への移行の時期です。
- お使いのPCがWindows 10に対応しているかどうかを確認しましょう。Microsoftが提供する簡単な互換性チェックを利用すれば、新しいOSがPCで正常に動作するかどうかを事前に把握できます。
- 「動作速度の向上」「バッテリー持ちの改善」「パフォーマンスアップ」だけが目的であれば、それだけでアップグレードを決断するのは早計です。こうした問題を抱えている場合は、Windows 10搭載の新PCを購入して乗り換えるという選択肢もあります。
- 逆に、現在のシステム速度やバッテリー性能に満足していても、サポート終了を考えると、今こそWindows 10への移行を検討すべきタイミングです。
Windows 10移行ツールはどんなときに役立つ?
Windows 10にアップグレードした後もファイルやお気に入りのプログラム、アプリ、設定をそのまま引き継ぎたい場合、あるいは希望するOSがプリインストールされた新PCに旧PCから乗り換えたい場合は、Windows 10移行ツールが大きな力を発揮します。
すべてのファイルを手動で転送したり、アプリケーションを一から再インストールしたり、設定をやり直したりしたい人はいないはずです。そんな手間を省くためにも、Windows 10移行ツールの利用が賢い選択と言えるでしょう。
チェックリスト:Windows 10移行の前提条件
Windows 7からWindows 10へ移行する前に、IT管理者は対象のシステムが以下の最小要件を満たしているかを確認する必要があります。
- 最新のWindowsバージョン(7または8.1)が稼働していること
- DirectX 9以降に対応したグラフィックカード
- RAM:32ビット版は最低1GB、64ビット版は最低2GB
- ディスク容量:32ビット版は最低16GB、64ビット版は最低20GB
- 1GHz以上の処理速度を持つプロセッサー
- 800×600以上の解像度に対応したディスプレイ
Windows 7からWindows 10へ移行する方法
多数のシステムを一括でアップグレードする予定の企業は、Windows 10移行ツールの利用が不可欠です。扱うデータ量が多いため、新OSのインストール時にバックアップからの復元だけでは不十分なケースがほとんどです。ここでは、Windows 10への移行に最適なツールをご紹介します。これらのプロフェッショナル向け移行ツールは、展開から管理までのプロセスを自動化してくれます。
1. Microsoft Deployment Toolkit(MDT)
Microsoft公式の無料Windows 10移行ツールです。Windows 7マシンをWindows 10 PCに大量に入れ替える必要がある企業にとって非常に便利なソフトウェアです。ユーザー状態、ネットワーク設定、グループデータなどを素早くキャプチャし、USMT.MIGバックアップファイルとして保存します。Windows 10への移行完了後、すべてのアプリと設定が正常に復元されます。
2. SCCM(System Center Configuration Manager)

2つ目のおすすめツールも、Microsoftが設計・開発したものです。「インプレースアップグレード」と「ワイプ&再インストール」の両方に対応しています。SCCMは無料ツールではありませんが、大規模企業向けのWindows 10移行ツールとして最適です。Active Directoryの管理においても優れたパフォーマンスを発揮します。
3. メディア作成ツール(Media Creation Tool)

個人ユーザーがWindows 7からWindows 10へ手軽にアップグレードしながら、ファイルなどのデータをまとめて移行できる定番の方法です。アップグレード時には必ず「データを移行する」オプションを選択してください。メディア作成ツールの唯一の欠点は、移行後のデータが旧PCや旧OS上とは異なる場所に保存される場合があることです。そのため、目的のファイルを探すのに手間取ることがあります。
関連記事:メディア作成ツールなしでWindows 10 ISOファイルをダウンロードすることはできる?
4. EaseUS Todo PCTrans

もうひとつの優れたWindows 10移行ツールです。Windows 7/8/XPからWindows 10へ、すべてのデータをより簡単に転送できます。いくつかのオプションをクリックするだけで、古いPCからWindows 10搭載の新しいPCへ、アプリケーションやファイルをまとめて移行できます。基本的なワークフローは、「移行したいファイルを含むイメージファイルを作成し、そのイメージファイルからデータを復元する」というシンプルな流れです。
Windows 7からWindows 10へアップグレードする方法(個人ユーザー向け)
以下のシンプルな手順に従ってください。
ステップ1: Microsoftの公式サイトからWindows 10 OSを購入します。Homeエディションの価格は139ドル(最も人気があり実用的なエディションのひとつです)。
ステップ2: OSを購入すると、Microsoftから25文字のコードがメールで送られてきます。これがプロダクトキーで、XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXXのような形式です。
すぐに必要になるので、忘れずにメモしておきましょう。
ステップ3: PCからMicrosoftの公式サイトにアクセスし、Windows 10インストールメディアツールをダウンロードします。ファイルを実行し、利用規約に同意してください。
ステップ4: 「このPCを今すぐアップグレードする」をクリックし、「次へ」ボタンを押します。
新しいOSのインストールには数時間かかる場合があるので、焦らずお待ちください。
次におすすめの記事: Windows 10 HomeからWindows 10 Proへ無料でアップグレードする方法
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