Windowsフォルダをもっと便利に!今日から使える8つの小ワザ
パソコンを使う人なら、誰もが毎日のようにフォルダと付き合っているはず。フォルダはシステム内に保存した大量のファイルを整理整頓するためのものですが、正しく使いこなせてこそ本来の力を発揮します。
とはいえ、いくつかのコツや小技を覚えておけば、フォルダ管理はぐっとラクになります。便利なフリーツールも組み合わせれば、フォルダ階層も中のファイルも思いどおりにコントロールできるようになるでしょう。
1. ユーザーフォルダの場所を変更する
フォルダを別の場所へ移動する最も手軽な方法は、ドラッグ&ドロップです。ただし、うっかり手が滑ると、大事なファイルが意図しない場所に紛れ込んでしまうこともあります。
「ピクチャ」や「ビデオ」といったWindowsユーザーアカウントに関連するフォルダは、さらに厄介です。これらのフォルダは手動では移動できず、削除してもWindowsが自動的に再作成してしまいます。移動したい場合は、新しい保存先を設定し、システム側に移動させる必要があります。
手順は以下のとおりです。移動したいフォルダを右クリックしてプロパティを選択し、場所タブを開きます。移動...ボタンで新しいファイルパスを指定し、OKをクリックして変更を保存すれば完了です。
このシンプルな方法が使えるのは、ユーザーフォルダ内の標準的なフォルダのみです。システムフォルダを安易に移動すると、PCに深刻な不具合が発生する恐れがあります。配置を大きく変える前には、何をどこに置いたのか必ず把握しておきましょう。
2. ショートカットキーを使いこなす
ショートカットキーをマスターすれば、どんな作業もスピードアップします。特にフォルダ操作では効果絶大です。以下の組み合わせを覚えておけば、日々の作業で数秒単位の時短を実感できるはずです。
エクスプローラーのウィンドウでアドレスバーにアクセスしたいときはAlt + Dを押します(ブラウザでも同様に機能します)。フォルダやファイルの名前を変更したいときは、対象を一度クリックしてからF2キーを押しましょう。
毎日開くようなお気に入りのフォルダがあるなら、それ専用のキーボードショートカットを作るのもおすすめです。まず対象フォルダを右クリックしてショートカットの作成を選択し、デスクトップに作られたショートカットを探します。
そのショートカットを右クリックしてプロパティを開き、ショートカットタブにあるショートカットキー欄をクリックします。好きなキーの組み合わせを登録すれば、ワンタッチでフォルダを開けるようになります。
3. フォルダを他人の目から守る
多機能なWindows 10ですが、残念ながらフォルダにパスワードをかけて保護する簡単な標準機能は用意されていません。そこで頼りになるのがサードパーティ製ツールです。無料で使える「SecretFolder」はその代表格といえます。
SecretFolderは、指定したフォルダへのアクセスを制限する仕組みです。リストに追加されたフォルダはエクスプローラー上から見えなくなり、ツール自体がパスワードで保護されているため、あなた以外はリストから外して再表示することもできません。人に見られたくないフォルダがあるなら、理想的なソリューションです。なお、Windows 10 Pro以上であれば、標準搭載のEFS暗号化を併用するのも有効な選択肢です。
4. 空フォルダを一掃する
空っぽのフォルダを放置する理由はありません。ストレージ容量を大きく消費するわけではありませんが、目的のフォルダをひと目で見つけにくくなってしまいます。「Empty Folder Finder」は、こうした空フォルダを簡単に削除できる小型のポータブルユーティリティです。
ツールをダウンロードして起動し、Path to Checkでチェック対象のパスを指定、検出条件を設定してGo!ボタンを押すだけです。不要なフォルダを整理することが、ファイル階層をきれいに保つための第一歩となります。
5. ダウンロードフォルダの表示速度を改善する
ダウンロードフォルダを開いたら、表示されるまでやたら時間がかかった——そんな経験はありませんか? 多くのWindowsユーザーを悩ませるこの問題の根本的な解決策は、サブフォルダを使ってダウンロードファイルをきちんと整理しておくことですが、もっと手軽な即効性のある対処法もあります。
ダウンロードフォルダを右クリックしてプロパティを開き、「カスタマイズ」タブへ移動します。このフォルダーを以下の内容用に最適化するのドロップダウンメニューで全般項目を選択してください。
初期設定では「ピクチャ」が選択されていますが、実際にはさまざまな種類のファイルが混在するダウンロードフォルダでは、これが表示の遅さにつながります。なお、Windowsが自動的に設定を元に戻すことがあるため、また遅くなったら同じ手順を繰り返してみてください。
6. 高度なフォルダコマンドにアクセスする
フォルダを右クリックすると、開く・共有する・プロパティを表示するといった一連のコマンドが利用できます。実は、Shiftキーを押しながら右クリックすると、さらに高度なコマンドが表示されるのはご存じでしたか?
新しいプロセスで開くやコマンド ウィンドウをここで開くは標準メニューにはないコマンドで、リストの下の方にはパスのコピーオプションもあります。これらは主に上級者向けの機能で、日常的に必要になることは少ないでしょうが、知っておいて損はありません。
7. 閉じたフォルダウィンドウをもう一度開く
うっかりウィンドウを閉じてしまうとイライラしますよね。WebブラウザならCtrl + Shift + Tで閉じたタブを復元できますが、エクスプローラーにはそんなショートカットがありません。しかし、無料ソフト「UndoClose」を使えば、ほぼ同等の機能を実現できます。
UndoCloseはポータブルプログラムで、デスクトップやUSBメモリから直接実行できます。ただしMicrosoft .NET Framework 2.0が必要なので、使用前にインストール済みかどうか確認しておきましょう。
UndoCloseをダウンロードしてzipファイルを展開し、UndoClose.exeを起動すると、システムトレイにアイコンが表示されます。
そのアイコンをクリックすれば、直前に閉じたフォルダウィンドウを素早く再び開くためのキーボードショートカットを設定できます。直前に閉じたアプリに対しても同じことが可能です。最近閉じたフォルダの一覧も確認できるので、複数のウィンドウを復元したいときにも便利です。
8. Windowsの「God Mode」を有効にする
Windowsのトラブルシューティングに役立つ各種設定を、ひとつの場所からまとめて操作できたら便利だと思いませんか? 数秒で作れる「God Mode(ゴッドモード)」フォルダの出番です。
名前の由来は有名なゲームのチートコード。一見普通のフォルダですが、中身はコントロールパネルの多彩な機能へのリンクが詰まった、トラブル解決の近道となる特別なフォルダです。作り方は簡単。適切な場所に新規フォルダを作成し、GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}と名前を付けるだけです。「GodMode」の部分は好きな名前に変えても構いません。
フォルダを開くと、コントロールパネルのさまざまな機能へのリンクがひとつにまとめられています。よく友人や家族のPC修理を頼まれるタイプの人なら、ぜひ作っておきたいフォルダです。
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