Windows 10でMicrosoftによる設定の「実験」を無効化する方法
MicrosoftのWindows 10に対する手法には、疑問を抱かざるを得ない部分があります。最新バージョンのOSは従来のような「製品」ではなく「サービス」として提供されるようになったため、Microsoftは自社が最適と判断する形でシステムに変更を加え続けています。アップデートごとに優れた新機能が追加される一方で、ユーザーにとって不快な干渉も含まれているのが実情です。
Microsoftによる「設定実験」とは
最近追加された変更の一つに、MicrosoftがユーザーのPCの設定を使って「実験(experimentation)」を行うことを許可するものがあります。この機能はまだ安定版のWindows 10には搭載されておらず、Pro以上のエディションにのみ存在します。これは、MicrosoftがInsiderプログラムの参加者を対象にテストを行い、後日正式リリースする可能性を示唆しています。
この機能が気に入らない場合は、簡単な設定変更で無効化できます。方法は主に2つあります。
方法1:ShutUp10で簡単に無効化する
最も手軽なのは、Windows 10用プライバシー保護ツール「ShutUp10」を使う方法です。このツールには「Disable conducting experiments with this machine by Microsoft(Microsoftによるこのマシンでの実験を無効化)」というスイッチが用意されており、これをオンにするだけで該当のレジストリ値が自動的に変更されます。
方法2:レジストリを直接編集する
プライバシーツールの導入を避けたい場合は、レジストリを手動で編集しましょう。スタートメニューに「Regedit」と入力してレジストリエディターを開きます。レジストリの誤操作はシステムに深刻な影響を与える可能性があるため、作業前には必ずバックアップを取ってください。
この設定を切り替えるキー(AllowExperimentation)は、以下の場所にあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\PolicyManager\current\device\System
このキーには次の3つの値を設定できます。
- 0:実験を無効化する
- 1(デフォルト):デバイス設定に関する実験を許可する
- 2:完全な実験を許可する
なお、Insiderプログラムに参加していない場合、現時点ではこの変更は実際には何も影響しません。ただし、今春公開予定だったCreators Updateの展開後には改めて確認しておく価値があるでしょう。
まとめ
Microsoftがこの「実験」機能で何をしようとしているのか、その意図はまだ明らかになっていません。設定を無効化した方はもちろん、Insiderとして実際に変化に気づいた方がいれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。
画像クレジット:maxuser via Shutterstock
-
Windows 11でMicrosoft Teamsを無効化する方法|アンインストール手順も解説
Microsoft 365スイートの一部であるMicrosoft Teamsは、同僚や友人との会話、チームでの共同作業、ドキュメントやファイルの共有、ビデオチャットなどを行えるデジタルワークスペースを提供するビジネスツールです。新型コロナウイルスの流行によって「テレワーク」が定着したことをきっかけに、Slack、Zoom、Skypeといった生産性向上アプリやグループビデオチャットアプリが大きな注目を集めました。それとともにMicrosoft Teamsも改良が進み、在宅勤務中でもチームメイトと円滑に連携できる新機能が数多く追加されました。Microsoft TeamsはWindows 11にプ
-
Windows 11のクイック設定を有効/無効にする方法!グループポリシーとレジストリの2つの手順を解説
この記事では、Windows 11 PCでクイック設定を有効または無効にする方法を詳しく解説します。クイック設定パネルを有効にしておくと、Wi-Fiのオン/オフ、バッテリーセーバー、機内モード、Bluetoothといった各種機能にすばやくアクセスでき、ユーザー補助機能もワンタッチで呼び出せて便利です。一方で、クイック設定が不要だと感じている方のために、Windows 11のクイック設定を非表示にする方法を2つご紹介します。注意: この設定を無効化すると、クイック設定パネルは表示されなくなります。ショートカットキー(Win+A)も反応しなくなり、システムトレイのアイコン(バッテリー、Wi-Fi、