Windows 10でPAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREAエラーを修正する6つの方法
Windows 10で発生する重大なエラーの多くは、ソフトウェアの不具合やドライバーの誤動作が原因です。しかし、「Page Fault in Nonpaged Area」によるクラッシュは、通常、ハードウェアの問題、特にRAM(メモリ)に起因します。また、Windowsによる仮想メモリの管理不良が原因となるケースもあります。
そのため、このエラーを解消するには、ハードウェアとソフトウェアの両面から不具合を診断する必要があります。
本記事では、PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREAのブルースクリーンエラー(BSOD)を解決する6つの方法をご紹介します。
1. RAMをチェックする
最近パソコンのハードウェアに変更を加えた場合は、すべてのパーツが正しく取り付けられているかを確認しましょう。
新しいRAMに初期不良があることや、長年使用した古いRAMが故障していることも珍しくありません。以下の手順でRAMの状態をチェックしてください。なお、作業を始める前に、必ずパソコンの電源を切り、コンセントからすべてのケーブルを抜いておきましょう。
- RAMを2枚使用している場合は、スロットを入れ替えてみてください。
- RAMを1枚だけ使用している場合は、接触部分に溜まったホコリを取り除いてください。
- 予備のRAMモジュールがある場合は、それと交換してPCを再起動してみてください。エラーが表示されなければ、元のRAMが故障していると特定できます。
- RAMスロットを1つだけ使って動作確認してみてください。
2. ドライバーの更新またはロールバックを行う
不良ドライバーはパソコンに深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、ドライバーは常に最新バージョンに保つのが理想的です。ただし、更新直後のドライバーが不安定になることもあり、そのような場合は以前のバージョンへロールバックするのが有効です。
デバイスマネージャーでドライバーを更新する方法
デバイスマネージャーは、システムドライバーを最新の状態に保つための最も手軽で効果的なツールです。
Page Fault in Nonpaged AreaのBSODの場合、原因となっているのは主にグラフィックスドライバーかチップセットドライバーです。グラフィックスドライバーはデバイスマネージャーの「ディスプレイアダプター」に、チップセットドライバーは「システムデバイス」に格納されています。
デバイスマネージャーを使ってドライバーを手動で更新する手順は以下の通りです。
- Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、devmgmt.mscと入力してEnterキーを押します。
- 「デバイスマネージャー」ウィンドウで、更新したいドライバーを探してメニューを展開します。
- 対象のドライバーを右クリックし、「ドライバーの更新」をクリックします。
- 次の画面で「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。
- Windowsが最新のドライバーを自動的にダウンロードしてインストールします。

デバイスマネージャーでドライバーをロールバックする方法
前述の通り、新しいドライバーが不安定になるケースもあります。デバイスマネージャーを使って直近の更新を元に戻す手順は以下の通りです。
- Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、devmgmt.mscと入力してEnterキーを押します。
- デバイスマネージャーで対象のドライバーが含まれるカテゴリを展開し、ドライバーを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 「ドライバー」タブにある「ドライバーを元に戻す」をクリックします。

3. ページファイルサイズの自動管理を無効にする
この方法は仮想メモリに直接アプローチするため、PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREAクラッシュの解決において高い成功率を誇ります。通常、ページファイルのサイズはWindowsが自動管理していますが、それがシステムクラッシュの原因になっている場合は、無効化するのが最善です。
- エクスプローラーを開き、「PC」を右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 左側のパネルから「システムの詳細設定」をクリックします。管理者権限が必要です。
- 「システムのプロパティ」で「詳細設定」タブを開き、「パフォーマンス」セクションの「設定」をクリックします。
- 「パフォーマンスオプション」ウィンドウで「詳細設定」タブに移動します。
- 「仮想メモリ」セクションの「変更」をクリックします。
- 「すべてのドライブのページファイルサイズを自動的に管理する」のチェックを外し、「OK」をクリックします。
- すべての設定を適用し、パソコンを再起動します。

再起動後にPCが正常に動作する場合は、そのままの設定で問題ありません。一方、エラーが継続する場合は、設定を元に戻し、「すべてのドライブのページファイルサイズを自動的に管理する」に再度チェックを入れることをおすすめします。
4. Windowsメモリ診断ツールを実行する
Windowsメモリ診断は、RAMの問題をチェック・修復するためにWindowsに標準搭載されているユーティリティです。操作が簡単で、非常に高い効果が期待できます。以下の手順で実行しましょう。
- スタートメニューの検索バーに「Windows メモリ診断」と入力し、最も一致する結果を選択します。
- 「今すぐ再起動し、問題を確認する」を選択するか、次回のPC起動時に確認するかを選べます。迅速に問題を特定できるため、前者を選ぶのがおすすめです。
5. DISMとSFCで破損したシステムファイルを修復する
DISMとSFCは、システムファイルの修復に最も効果的な2つのユーティリティです。エラーの原因は多岐にわたる可能性があるため、両方のコマンドを実行することをおすすめします。
DISMの実行方法

- スタートメニューの検索バーにcmdと入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
- コンソールにDISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealthと入力し、Enterキーを押します。
- 続けてDISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthと入力してEnterキーを押します。
- 処理が完了するまで待ち、コマンドプロンプトを閉じます。
SFCの実行方法

- 前項の手順1と同様に、コマンドプロンプトを管理者として実行します。
- コンソールにSFC /scannowと入力し、Enterキーを押します。
- Windowsがシステムをスキャンしてエラーを自動修復するのを待ちます。
- パソコンを再起動します。
6. サードパーティ製ソフトウェアを無効にする
サードパーティ製ソフトウェアがシステム機能に干渉し、PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREAなどのブルースクリーンエラーを引き起こすことも少なくありません。この場合、クリーンブートを実行して、外部アプリケーションがエラーの原因でないかを切り分けましょう。
クリーンブートの実行方法
- Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、msconfigと入力してEnterキーを押します。
- 「システム構成」ウィンドウで「サービス」タブを開きます。
- 下部にある「すべてのMicrosoftサービスを隠す」にチェックを入れます。
- 中央のリストに表示されたすべてのサービスにチェックを入れ、「すべて無効」をクリックします。
- 設定を保存してウィンドウを閉じます。
- 次にタスクマネージャーを開きます。Ctrl + Shift + Escキーで起動できます。
- 「スタートアップ」タブで各プログラムを選択し、「無効化」をクリックします。
- タスクマネージャーを閉じて、パソコンを再起動します。

エラーが解決した場合は、サードパーティ製アプリケーションが問題の原因だったと考えられます。今後の再発を防ぐため、最近インストールしたアプリケーションはアンインストールしておきましょう。
PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREAエラーの解決
以上の対処法を実践すれば、PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREAのBSODは解決できるはずです。ハードウェア自体に不具合が見つかった場合は、まずPCとの互換性を再確認し、そのうえで正規のサービスセンターでの交換を依頼しましょう。
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