LearnDash LMSプラグイン[3.0.0〜3.1.1]に反射型XSS脆弱性が発見される - 今すぐアップデートを
クライアントのWordPressサイトに対して実施したセキュリティ監査の中で、WordPress向けLMSプラグイン「LearnDash」に反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が存在することを発見しました。この脆弱性は、LearnDashバージョン3.0.0から3.1.1を使用しているすべてのWordPressサイトに影響を及ぼします。
CVE ID: CVE-2020-7108
CWE ID: CWE-79
概要
LearnDashは、市場で最も人気があり、操作性に優れたWordPress LMSプラグインの一つです。ユーザーは手軽にオンラインコースを作成・販売でき、多くの導入実績を誇っています。しかし、今回発見されたXSS脆弱性を悪用されると、攻撃者は認証済みユーザーに対し、以下のような悪意ある行為を実行できる可能性があります。
- セッションCookieやログイン認証情報の窃取
- 被害者になりすました任意の操作の実行
- キーストローク(キーボード入力)の記録
脆弱性の詳細
脆弱なバージョンのLearnDashプラグインがインストールされたWordPressサイトにユーザーがログインしている状態で、「Search Your Courses(コース検索)」ボックスにXSSペイロードを挿入すると、ユーザー入力が適切に検証されていないためにペイロードがそのまま実行されてしまいます。
さらに、URLのクエリ文字列としてXSSペイロードを渡した場合にも、同じようにペイロードが実行されます。
[wordpress website][learndash my-account page]?ld-profile-search=%3Cscript%3Ealert(document.cookie)%3C/script%3E
攻撃者は上記のURLを加工し、より高度なペイロードを使用することで、さまざまな悪意ある操作を実行できる恐れがあります。
タイムライン
脆弱性をLearnDash開発チームへ報告:2020年1月14日
修正内容を含むLearnDashバージョン3.1.2が、報告と同じ日にリリースされました。
推奨される対策
本脆弱性の影響を受ける可能性があるサイト運営者は、プラグインを必ず最新バージョンにアップデートしてください。Astra Security Suiteをご利用いただいている場合、この脆弱性からの保護はすでに有効になっています。
セキュリティのベストプラクティスについては、以下のガイドもご活用ください。
- WordPressセキュリティガイド
- WordPressのハッキング被害とマルウェア除去の手順
参考情報
WPVulnDB
CVE MITRE
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