旅行予約前に知っておきたいAirbnbの3大詐欺手口と対策法
Airbnbは長年にわたり、緩いポリシーとその杜撰な運用について批判されてきました。そのルールには抜け穴が多く、詐欺師たちはそこに巧みに潜り込んでいます。
事態は深刻化しており、インターネット上には同プラットフォームで嫌な思いをした旅行者の体験談があふれています。
ここでは、次の休暇の予約をする前に知っておくべき代表的なAirbnb詐欺の手口と、自分自身を守るための具体的なヒントを紹介します。
「おとり」型詐欺(バイト・アンド・スイッチ)
Airbnbで最もよく見かけるのが、魅力的な物件写真でおとり予約させようとする手口です。
「立地の良いエリアの部屋が破格の値段で予約できた」と思ったのもつかの間、チェックイン当日になってホストから「配管のトラブルが発生した」といったメッセージが届くのが典型的なパターンです。
ほかにも「現在住める状態ではない」などの言い訳を使うケースがあります。この理由なら、Airbnbはホスト側にキャンセル料を請求しないため、ホストはペナルティを受けずに済むのです。
さらにホストは「同じ価格でもっと良い別の宿泊先を用意できる」と提案してくることがあります。しかし、その新しい物件は元の予約とは似ても似つかず、狭く薄暗く、街のはずれにあることも少なくありません。
家から何千キロも離れた土地で、現地に知り合いもおらず、今夜寝る場所を必死に探している状況では、その提案を受け入れてしまいがちです。
中には、この「配管トラブル」の手口を使って、より高額な代替物件への予約を強要する詐欺師もいます。直前になると他の空き物件を見つけるのが難しいため、断る選択肢がないと感じてしまうのです。
存在しない物件の詐欺
Airbnbには偽のプロフィール、偽のレビュー、実在しない物件リストが数多く存在します。詐欺師の中には、正規の宿泊施設の写真を盗んで、自分の物件であるかのように掲載する者もいます。
また、グループで活動する詐欺師たちは、大量の偽ユーザーアカウントを作成し、偽のレビューを書き込むことで物件の信頼性を偽装します。
ときに詐欺師は、メールアドレスを提示してプラットフォーム外でのやり取りに誘導してきます。最初のうちはアプリ内で普通にやり取りし、あなたが安心したところでメールでの連絡に切り替えてきます。そして支払いもプラットフォーム外で完了させようとするのです。「せっかくのお得な取引を逃したくない」という心理につけ込む悪質な手口です。
お金を送金した瞬間、詐欺師は連絡を絶ち、ブロックします。プロフィールを削除しても、別のアカウントを作り直して再び活動を始めます。支払いがプラットフォーム外で行われているため、返金を求める手段はほぼありません。
ダブルブッキングによる被害
「直前になって配管の問題などを理由にキャンセルされた」という報告もあります。キャンセルされたゲストが後から気づくと、同じ物件が別の人に貸し出されていたというのです。
詐欺師は同じ物件を複数のプラットフォームに異なる価格で出品しています。一方は大幅に安く、もう一方は高く設定します。あなたが早めに安い方を予約しても、後から高い価格で予約した人が現れれば、ホストはあなたを切り捨てるのです。
また、「1組だけの貸し切りの予定だったのに到着してみると、すでに他のゲストが部屋を使っていた」という報告例もあります。単純な予約ミスの場合もあるかもしれませんが、ゲストにとっては大きな迷惑であり、失望感は計り知れません。
詐欺から身を守るには?
スマートフォンのアプリを使えば、誰でも簡単に逆画像検索ができます。ホストのプロフィール写真や物件の写真が本物かどうかを確認したり、レビュアーのプロフィールの信憑性を調べたりできます。
アプリ外でのやり取りに誘導しようとするホストには注意が必要です。写真にメールアドレスを重ねて表示したり、物件説明文にこっそり連絡先を記載したりするケースがあります。
メッセージのやり取りも支払いも、必ずAirbnbの公式アプリ内だけで行いましょう。公式外の決済は保護の対象外となるため、万が一トラブルが起きても、返金や補償を求める窓口が確保されません。
さらに、Airbnbのポリシーや利用規約をきちんと読み込みましょう。請求される料金の内訳や、トラブル発生時の紛争解決の手順を把握しておくことが、自分を守る第一歩になります。
Airbnbにはまだ改善の余地がたくさんある
Airbnbは人々の旅のスタイルを大きく変えた便利なプラットフォームですが、まだ歴史が浅く、塞ぐべき抜け穴が多く残っています。詐欺の兆候を見抜けるようになることが、被害に遭わないための鍵です。
ポリシーを読んだり、ホストのプロフィールを入念に確認したりするのは時間のかかる作業かもしれません。しかし、詐欺師にお金を持ち逃げされたり、辺鄙な場所の薄暗いアパートに泊まる羽目になったりするストレスに比べれば、些細なことです。
-
Usenetとは?歴史・仕組み・よくある誤解を徹底解説
本記事はUsenet Storm提供のスポンサード記事です。記事の内容および見解は、編集の独立性を保つ筆者自身のものであり、スポンサーが内容に干渉するものではありません。「Usenet?それって何?」と思っている方もいれば、「懐かしい!大学時代によく使ったよ」と感じている方もいるかもしれません。このプラットフォームは長い歴史の中でさまざまな用途に使われてきました。皮肉なことに、21世紀に入って再び脚光を浴びるようになった今、そのルーツは20世紀後半にまでさかのぼります。Web閲覧に使われる他のプラットフォームほど大きなユーザーベースを持っているわけではありませんが、時代の試練を驚くべき粘り強さ
-
知っておくべきGDPRのすべて:EU一般データ保護規則の基礎知識
Cambridge Analytica(ケンブリッジ・アナリティカ)によるFacebookユーザーデータの不正利用事件は、世界中の何百万人もの人々に衝撃を与えました。この事件を機に、データプライバシーとデータ保護の重要性が、かつてないほど高まっています。こうした中、EU(欧州連合)は、企業が顧客の個人データをどのように保存・処理・分析・利用しているかに着目し、顧客データ保護に関する厳格な新ルールを定めた強力な規制――GDPRを制定しました。 本記事では、この規則の内容について詳しく解説します。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation、一般