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オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

「MOOC(Massive Open Online Courses:大規模公開オンライン講座)」は、2012年頃から急速に普及し、今や世界中で人気を集める学習スタイルとなっています。講座数、プラットフォーム、修了証、学位プログラムの選択肢が爆発的に増えたことは、学ぶことが好きな人にとって大きなチャンスですが、同時に「何を選べばいいのか分からない」と感じることもあるでしょう。ほとんどのMOOCは無料で受講(聴講)でき、有料アップグレードで認定証などを取得できる仕組みが一般的ですが、プラットフォームごとに形式・得意分野・料金体系が異なります。本記事では、主要なMOOCプラットフォームの特徴を詳しく解説します。

MOOCの基本ポイント

オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

多くのMOOCに共通する主な特徴は以下の通りです。

  • 大半の講座が無料で受講可能。より価値の高い資格を得るための有料オプションも用意されている。
  • 多くのプラットフォームが大学と提携しており、正式な単位や学位の取得が可能。一方で、MicroMasters(マイクロマスター)やNanodegree(ナノディグリー)など、独自の資格体系を持つ場合もある。
  • テクニカル(技術系)分野なら選択肢が最も豊富だが、適切なプラットフォームを選べば幅広いジャンルを学べる。
  • 大学との共同運営プログラムに出願する場合を除き、ほとんどのMOOCには入試プロセスがない。

主要なMOOCプラットフォーム

オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

比較的新しい分野でありながら、MOOCプラットフォームは大学・学問分野・言語・業界を横断して急成長を遂げています。この記事では、講座数や学位プログラムの充実度で最も先行している英語圏の主要MOOCを中心に紹介しますが、世界各地でも類似のサービスを提供するスタートアップが続々と登場しています。

1. Coursera(コーセラ)

オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

Courseraが第1位なのは、学生数・講座数・提携大学数など、あらゆる面で最大規模を誇る「優れたMOOCの必須要素」をすべて兼ね備えているからです。

講座の多様性: 非常に高い。歴史小説から素粒子物理学まで、あらゆる分野を学べます。

受講料: 無料の講座もあれば、一括払いが必要なもの、月額サブスクリプションで利用できるものもあります。料金体系は比較的頻繁に変更される傾向があります。

学位取得パス:

  • 正規ルート:比較的低廉な授業料で、理工系やビジネス系を中心とした学士・修士プログラムを受講できます。
  • 非正規ルート:一連の講座を修了することで得られる「Specialization(専門講座)」や「Professional Certificate(専門職認定証)」などの独自資格トラックを提供しています。

2. edX

オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

規模は第2位ながら、イノベーション性と使いやすさでは決して2番手ではありません。ハーバード大学とMITによって運営される非営利組織として設立された経緯を持ち、これらの名門校をはじめ多数の大学による豊富な講座を提供しています。

講座の多様性: 非常に高い。カテゴリーを見て回るだけで何時間もかかるほどです。

受講料: シンプルなモデルを採用しています。ほぼすべての講座を無料で聴講できるほか、有料アップグレードで認定証を取得可能。大型プログラムは個別講座より高めです。

学位取得パス:

  • 正規ルート:複数の大学と提携し、学士単位(学位そのものは現時点では対象外)や複数の修士課程を提供。また、入学後に修士プログラムの単位として算入できる「MicroMasters」資格も取得できます。
  • 非正規ルート:個別講座の修了証のほか、大学やMicrosoft・IBMといった企業が編成した「XSeries」「Professional Certificate」シリーズの一括修了証を選べます。

3. Udacity(ユーダシティ)

オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

いわば「シリコンバレー発のMOOC」であり、その内容はテクノロジー分野に特化しています。提供講座や料金モデルは頻繁に見直されていますが、講座の品質は総じて高水準です。

講座の多様性: 全体としては中程度。ただし技術分野においては非常に充実しています。

受講料: 多くの講座が無料で公開されており、「購入前に試せる」のが魅力。ただし一部コンテンツとすべての認定証は有料となります。

学位取得パス:

  • 正規ルート:現時点で正式な学位はコンピュータサイエンス修士のみです。
  • 非正規ルート:「Nanodegree(ナノディグリー)」と呼ばれるスキルベースの認定証が中心。就職活動やポートフォリオ作りに活かせる実践的な内容が特徴です。

4. FutureLearn(フューチャーラーン)

オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

FutureLearnは英国拠点のプラットフォームで、イギリスの通信制大学であるOpen University(オープン大学)が運営しています。

講座の多様性: 高い。「王室ファッションの歴史」から「エネルギー分野におけるブロックチェーン」まで、ユニークな講座が揃っています。

受講料: ほとんどの講座を無料で聴講できるほか、有料アップグレードで認定証や学位を取得可能です。

学位取得パス:

  • 正規ルート:学位の大部分は技術系の修士課程ですが、学士レベルの選択肢もいくつかあります。
  • 他の多くのMOOCと同様に講座修了証を購入できますが、珍しいことに紙の証明書を実物郵送してもらえる点が特徴的です。

その他のおすすめプラットフォーム

オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

  • XuetangX(学堂在線):中国語対応のMOOCプラットフォーム。一部学位プログラムあり。
  • Kadenze:米国発のクリエイティブ・芸術系に特化したMOOC。単位取得オプションあり。
  • Iversity:ベルリン拠点。英語・ドイツ語の講座を提供。
  • Canvas Network:中小規模の大学の講座を多数ホストする米国のMOOC。
  • Miriada X:300万人以上の受講者を抱えるスペイン語MOOC。
  • その他にも、フランスのFrance Université Numérique、イタリアのEduOpen、タイのThaiMoocなど、地域密着型のプラットフォームが多数存在します。

MOOCではない「MOOCもどき」とは?

オンライン学習と学位取得におすすめのMOOCプラットフォーム4選

MOOCと似た存在に見えても、実は異なるモデルに基づくオンライン講座サイトもあります。一般的に、大学との提携・資格認定制度・無料聴講のいずれかを欠く教育プラットフォームは、伝統的なMOOCには分類されません。Khan Academy、Udemy、Lynda、Codecademyなどのサービスは確かに教育的価値が高いものの、大学連携型MOOCが持つ多くのメリット(正式な単位や学位への道筋など)は提供していません。

あなたに合ったMOOCプラットフォームの選び方

英語以外の言語で学びたい場合は、選択肢がどうしても限られます。一方、英語で学習できるなら、世界全体が学びの場になります。有名大学の講座と常に進化する配信技術を求めるなら、CourseraとedXが有力候補で、FutureLearnがそれに続きます。テクニカルスキルならUdacityが強く、アート寄りの方にはKadenzeがおすすめです。とはいえ、ひとつのプラットフォームに絞る必要はありません。無料で試せるのですから、複数を併用して自分に最適な学びを見つけるのが賢い選択と言えるでしょう。


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