USBハブ選びでチェックしたい4つのポイント

USBハブは、1つのUSBポートから最大限の価値を引き出すための便利なアイテムです。USBポートの数が限られているノートパソコンでよく使われますが、デスクトップPCの前面USBポートをさらに活用したい場合にも役立ちます。
USBハブを購入するときには、見落としがちな「隠れた」スペックに注目することが大切です。といっても、実際に隠れているわけではありません。商品ページに堂々と記載されているのに、購入時にうっかり見過ごしてしまい、「思っていたのと違った…」という後悔につながるケースが少なくないのです。
1. ポートの数
当たり前に思えるかもしれませんが、現時点で必要なポート数より一歩先を見据えて考えることが重要です。例えば、ノートパソコンのタッチパッドやキーボードが使いづらく、外付けのマウスとキーボードを接続したい場合、「2ポートのハブで足りる」と考えがちです。

しかし、購入前に少し立ち止まって考えてみましょう。USBメモリでデータをやり取りすることはありませんか?その際、ノートパソコンに空いている別のUSBポートはありますか?もし答えが「いいえ」なら、2ポート以上のハブを選ぶのが賢明です。そうすれば、メモリを使うたびにキーボードやマウスを抜き差しする手間から解放されます。
このような先回りの発想が、将来のストレスを防いでくれます。必要数より少しポートの多いモデルにも目を向け、価格差がごくわずかなら、あえて余裕のあるタイプを選んでおくと安心です。
2. ハブの供給電力
USBハブには、元のポートからの電力で動作する「バスパワー式」と、外部電源を使う「セルフパワー式」の2種類があります。手軽さでは前者が魅力的に映りますし、価格もコンセント式より安いことが多いものです。

ただし、外部電源なしのハブを買う前に、何を接続するつもりなのかを考えてみましょう。各デバイスはUSBポートから一定量の電力を消費します。1つのポートをハブに変換すると、PC側ポートの総電力上限がハブの各ポートに分配されます。
つまり、外部電源を持たないハブに過剰な負荷をかけると、一部のデバイスが動作しなくなってしまうのです。ハブが対応できる電力は製品説明欄で確認でき、「mA」という単位で表記されています。バスパワー式の場合、供給できる電力は通常500mA前後です。
電力上限がわかったら、接続予定の周辺機器の消費電流を合計してみましょう。多くの場合、機器底面のシールに記載されています。例えば、マウスが100mA、キーボードが400mAなら、合計は500mAとなり、バスパワー式ハブの上限にちょうど収まります。しかしここにUSBメモリを1本追加しただけで、全体のバランスはたちまち崩れてしまうのです!
3. ハブの電源方式

電力の話が出たので、ハブをどんな用途で使うのかも併せて考えましょう。例えば「PCの電源が入っていないときでもスマホなどの充電に使いたい」というニーズがあるなら、外部電源式のハブが有力候補になります。PCのオン・オフにかかわらずガジェットへ給電できるからです。一方、電源オフ時でもポートに給電できるPCをお持ちなら、外部プラグは不要かもしれません。
4. ハブポートのUSB規格
ハブ本体のポートがどのUSB規格に対応しているかも必ず確認してください。コスト削減のためUSB 2.0を採用したハブもありますが、その場合、USB 3.0対応デバイスのデータ転送速度が大きく制限されてしまいます。もちろん、所有機器がすべてUSB 2.0なら問題ありません。しかし、3.0対応の機器を持っているなら、転送速度を活かせるハブに少額を上乗せして投資する価値は十分にあります。
まとめ:ハブ選びで失敗しないために
USBハブは非常に便利なアイテムですが、購入時にはポート数・供給電力・電源方式・USB規格という「見落としがちなポイント」をしっかりチェックすることが大切です。これらを押さえれば、自分の使い方に最適な一台を迷わず選べるはずです。
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