JavaScriptで文字列補間を行う方法|テンプレートリテラルの基本と実例
JavaScriptでは、ES6(ECMAScript 2015)以降、文字列補間がネイティブでサポートされるようになりました。これを実現するのがテンプレートリテラルです。
テンプレートリテラルとは、式を埋め込むことができる文字列リテラルのことです。通常のシングルクォート(')やダブルクォート(")の代わりに、バッククォート(`)で文字列を囲むのが特徴です。
例えば、次のように記述します。
var greeting = `Hello World!`;
${ } 構文によるプレースホルダー
テンプレートリテラルでは、${ } という構文を使ってプレースホルダーを埋め込むことで、文字列の中に変数や式の値を差し込むことができます。以下に具体的な使用例を紹介します。
例1:変数の埋め込み
var name = "Brendan";
console.log(`Hello, ${name}!`);
出力結果
Hello, Brendan!
例2:式の評価
${ } の中には、単純な変数だけでなく計算式なども書けます。
var a = 10;
var b = 10;
console.log(`${a} と ${b} の合計は ${a+b} です`);
出力結果
10 と 10 の合計は 20 です
例3:関数呼び出しの埋め込み
関数の戻り値も同様に埋め込むことができます。
function fn() { return "Hello World"; }
console.log(`Message: ${fn()} !!`);
出力結果
Message: Hello World !!
複数行の文字列を扱う
テンプレートリテラルのもうひとつの利点は、改行を含む複数行の文字列をそのまま記述できる点です。従来は \n を使って改行を表現する必要がありましたが、テンプレートリテラルなら改行コードを意識せずに直感的に書けます。
例:複数行文字列
var multiLine = `This is a string with multiple lines`; console.log(multiLine);
出力結果
This is a string with multiple lines
まとめ
JavaScriptにおける文字列補間には、ES6で導入されたテンプレートリテラルを使うのが最も簡単で推奨される方法です。${ } を使えば変数・式・関数の結果を柔軟に埋め込めるほか、複数行文字列もスッキリと記述できます。文字列連結のための + 演算子や concat() を多用していたコードも、テンプレートリテラルに置き換えることで可読性が大きく向上します。
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