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JavaScriptのWeakMapでclear()メソッドを使う方法とは?

WeakMapのclear()メソッドとは

WeakMapオブジェクトのclear()メソッドは、そのWeakMapに格納されているすべてのキーと値のペアを一括で削除するためのメソッドです。

しかし、このメソッドは現在のECMAScriptの仕様からは削除されています。そのため、標準のWeakMapに対して直接clear()を呼び出すことはできません。

とはいえ、WeakMapオブジェクトをラップするクラスを作成し、clear()メソッドに対応した処理を追加することで、同様の機能を簡単に実現できます。

実装例:clear()メソッドを持つWeakMapラッパークラス

class ClearableWeakMap {
  constructor(init) {
    this._wm = new WeakMap(init);
  }
  clear() {
    this._wm = new WeakMap();
  }
  delete(k) {
    return this._wm.delete(k);
  }
  get(k) {
    return this._wm.get(k);
  }
  has(k) {
    return this._wm.has(k);
  }
  set(k, v) {
    this._wm.set(k, v);
    return this;
  }
}

このClearableWeakMapクラスでは、内部に標準のWeakMapインスタンス(_wm)を保持しています。clear()メソッドが呼び出されると、新しい空のWeakMapインスタンスを作り直すことで、既存のすべてのエントリへの参照を破棄します。

結果として、以前のキーや値への参照が他に存在しなければ、それらはガベージコレクションによって自動的に回収されます。これはWeakMapの弱参照の特性を活かした、シンプルかつ効率的なクリア処理の実装方法です。

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