JavaScriptのMath.trunc()メソッドとは?特徴と使い方をわかりやすく解説
Math.trunc()メソッドとは
Math.trunc()は、Math.floor()、Math.ceil()、Math.round()などの丸め処理を行うメソッドとは異なり、数値の小数部分を単純に削除し、整数部分だけを返すメソッドです。
このメソッドは最も近い整数への四捨五入を行いません。また、渡された値が正の数か負の数かも判断せず、その役割はひたすら「小数部分を切り捨てる」ことだけに特化しています。
構文(シンタックス)
Math.trunc(x);
パラメータ: Math.trunc()は引数として数値を受け取り、その小数部分を切り捨てた結果を返します。
正の数に対する使用例
次の例では、Math.trunc()メソッドが正の数の小数部分を切り捨て、整数部分のみを出力しています。
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
var val1 = Math.trunc("1.414");
var val2 = Math.trunc("0.49");
var val3 = Math.trunc("8.9");
document.write(val1);
document.write("</br>");
document.write(val2);
document.write("</br>");
document.write(val3);
</script>
</body>
</html>出力結果
1 0 8
このように、「1.414」は「1」、「0.49」は「0」、「8.9」は「8」となり、小数点以下がそのまま取り除かれていることが確認できます。
負の数に対する使用例
次に、負の数を渡した場合の挙動を見てみましょう。Math.trunc()関数は負の数の小数部分も同様に切り捨て、整数部分を出力します。
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
var val1 = Math.trunc("-1.414");
var val2 = Math.trunc("-0.49");
var val3 = Math.trunc("-8.9");
document.write(val1);
document.write("</br>");
document.write(val2);
document.write("</br>");
document.write(val3);
</script>
</body>
</html>出力結果
-1 0 -8
負の数の場合も「-1.414」→「-1」、「-0.49」→「0」、「-8.9」→「-8」と、符号を保ったまま小数部分だけが除去されます。これはMath.floor()が負の数に対してより小さい整数(例:-8.9 → -9)を返すのとは対照的な挙動であり、この違いを理解しておくことは実務上とても重要です。
-
JavaScriptの_.size()メソッドとは?配列のサイズを取得する方法を解説
_.size()メソッドとは_.size()は、JavaScriptの定番ユーティリティライブラリであるunderscore.jsに用意されている関数です。主に配列の要素数(サイズ)を取得するために使われます。このメソッドを使用する前に、underscore.jsのCDNをページに読み込んでおく必要がある点に注意してください。構文_.size(array);例1:通常の配列の場合次の例では、数値を格納した通常の配列を_.size()メソッドに渡し、配列のサイズを取得しています。<html> <body> <head> <script src =
-
JavaScriptのpadStart()メソッドとは?文字列の先頭にパディングを追加する方法を解説
padStart()メソッドとはJavaScriptでは、concat()メソッドを使うことで2つの文字列を連結できます。しかし、元の文字列の先頭に特定の文字列を追加したい場合、最も簡単な方法がstring.padStart()メソッドです。このメソッドは、単に文字列を先頭に追加するだけでなく、追加後の合計文字数も管理してくれます。引数は2つあり、1つ目は目標となる長さ(length)、2つ目は追加する文字列です。指定された長さに達するまで、2つ目の文字列が元の文字列の先頭に繰り返し追加されます。構文string.padStart(length, string);length:結果として得られ