JavaScriptのArray.every()メソッドの使い方を実例付きで解説
Array.every()メソッドとは?
Array.every()メソッドは、配列内のすべての要素が、指定されたコールバック関数によるテスト条件を満たしているかどうかを判定するメソッドです。すべての要素がテストに合格すればtrueを返し、1つでも不合格の要素が存在すればfalseを返します。
基本構文
array.every(callback(element[, index[, array]])[, thisArg])
- element: 現在処理されている要素
- index: 現在処理されている要素のインデックス(省略可能)
- array: 呼び出し元の配列(省略可能)
なお、空の配列に対してevery()を実行した場合は、要素が1つも存在しないため常にtrueが返される点にも注意してください。
サンプルコード
次の例では、every()メソッドを使って、配列内の給与データがすべて基準額(10000)以上であるかどうかをチェックし、その結果を真偽値(true / false)として出力しています。
<html>
<body>
<p id="every1"></p>
<p id="every2"></p>
<script>
var wages = [15000, 33000, 19000, 54000];
var salary = [9000, 33000, 19000, 54000];
function checkSal(wage) {
return wage >= 10000;
}
document.getElementById("every1").innerHTML = wages.every(checkSal);
document.getElementById("every2").innerHTML = salary.every(checkSal);
</script>
</body>
</html>出力結果
true false
結果の解説
1つ目の配列 wages の全要素(15000・33000・19000・54000)は10000以上のため、trueが出力されます。一方、2つ目の配列 salary には基準額未満の 9000 が含まれているため、1つの要素でもテストに失敗した時点で処理が中断され、falseが出力されます。
このようにevery()メソッドは、「配列のすべての要素が特定の条件を満たすことを確認したい」場合に非常に便利で、バリデーションチェックやデータ検証などの場面でよく活用されています。
-
JavaScriptのArray.find()メソッドとは?使い方と実行例を解説
Array.find()メソッドの基本的な役割Array.find()は、配列の中から指定されたテスト条件(ユーザーが定義した条件)を満たす最初の要素の値を返すメソッドです。ES6(ECMAScript 2015)で導入された機能の一つで、配列から特定の条件に合致する要素を簡単に検索できます。もし配列内にテスト条件を満たす要素が一つも存在しない場合、Array.find()はundefinedを返します。動作の仕組み次の例では、配列内の価格要素が指定したテスト価格(12000以上)を満たしているかどうかをArray.find()でチェックしています。条件がtrueになった場合:テストに合格した
-
JavaScriptのArray.some()メソッドとは?使い方を実例付きでわかりやすく解説
Array.some()メソッドとはArray.some() は、配列内の少なくとも1つの要素が、引数として渡されたコールバック関数によるテストを通過するかどうかを判定するメソッドです。すべての要素がテストを通過した場合にのみ true を返す Array.every() とは異なり、Array.some() は1つでも条件を満たす要素が存在すれば true を返し、すべての要素が条件を満たさなかった場合にのみ false を返します。構文arr.some(callback(currentValue, index, array))callback: 各要素に対して実行されるテスト関数curre