JavaScriptのunshift()とpush()の違いとは?配列への要素追加方法を徹底解説
JavaScriptには、配列へ新しい要素を追加するためのメソッドがいくつかありますが、特によく使われるのが push() と unshift() の2つです。
どちらも配列に要素を追加するという点では共通していますが、決定的な違いは要素が追加される位置です。push()メソッドは配列の末尾に要素を追加するのに対し、unshift()メソッドは配列の先頭に要素を追加します。
それでは、それぞれの使い方を具体的なコード例とともに確認していきましょう。
1) push()メソッド ― 配列の末尾に要素を追加
Array.push()メソッドは、キューのように配列の末尾へ要素を追加します。引数は1つだけでなく、複数渡すことで一度に複数の要素を追加することも可能です。
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
var cars = ["Benz", "Lamborghini", "Tata safari"];
cars.push("Ferrari");
document.write(cars);
</script>
</body>
</html>
実行結果
Benz,Lamborghini,Tata safari,Ferrari
このように、「Ferrari」が元の配列の一番最後に追加されているのがわかります。
2) unshift()メソッド ― 配列の先頭に要素を追加
Array.unshift()メソッドは、配列の先頭に要素を追加します。こちらも複数の引数を渡すことで、複数の要素を同時に追加できます。
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
var cars = ["Benz", "Lamborghini", "Tata safari"];
cars.unshift("Ferrari");
document.write(cars);
</script>
</body>
</html>
実行結果
Ferrari,Benz,Lamborghini,Tata safari
今度は「Ferrari」が配列の最初に追加されました。
push()とunshift()の違いまとめ
| メソッド | 追加される位置 | 戻り値 |
|---|---|---|
| push() | 配列の末尾 | 追加後の配列の長さ(length) |
| unshift() | 配列の先頭 | 追加後の配列の長さ(length) |
なお、どちらのメソッドも戻り値として「要素追加後の配列の長さ」を返します。また、unshift()は既存の全要素のインデックスを1つずつ後ろへずらす必要があるため、要素数が非常に多い配列ではpush()よりも処理コストが高くなる傾向があります。パフォーマンスが重要な場面では、この点にも留意してメソッドを選択するとよいでしょう。
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