JavaScriptのNumber.toString()メソッドとは?数値を文字列に変換する方法を解説
JavaScriptのNumberオブジェクトが持つtoString()メソッドは、数値を文字列に変換して返すメソッドです。基数(進数)を引数として指定することで、2進数や16進数など、さまざまな形式の文字列表現を取得できます。
基本構文
toString()メソッドの構文は以下のとおりです。
num.toString(基数);
引数には「基数」を指定します。これは省略可能で、2から36までの整数を渡すことができます。
- 基数を省略した場合:10進数の文字列として返されます
- 基数に2を指定:2進数(バイナリ)表現の文字列
- 基数に8を指定:8進数(オクタル)表現の文字列
- 基数に16を指定:16進数(ヘキサ)表現の文字列
使用例
以下は、数値215を16進数の文字列に変換するサンプルコードです。
<html>
<head>
<title>JavaScript サンプル</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var num = 215;
result = num.toString(16);
document.write("結果: " + result);
</script>
</body>
</html>実行結果
結果: d7
この例では、10進数の「215」が16進数表現である「d7」という文字列に変換されて出力されます。
基数を変えた変換例
参考までに、同じ数値でも基数によって結果が変わることを確認してみましょう。
var num = 255; console.log(num.toString()); // "255" (10進数・デフォルト) console.log(num.toString(2)); // "11111111" (2進数) console.log(num.toString(8)); // "377" (8進数) console.log(num.toString(16)); // "ff" (16進数)
注意点
- 基数として指定できるのは2〜36の範囲です。範囲外の値を指定すると
RangeErrorが発生します。 - 負の数の場合、マイナス記号(-)はそのまま保持された文字列が返されます。
- 浮動小数点数にも使用でき、小数部分も含めて文字列化されます。
このようにtoString()メソッドを使いこなすことで、数値データを柔軟に文字列へ変換でき、色コードの生成やビット演算結果の表示など、幅広い場面で活用できます。
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