JavaScriptのNumber.POSITIVE_INFINITYとは?正の無限大の使い方を解説
Number.POSITIVE_INFINITYは、JavaScriptのNumberオブジェクトが持つ静的プロパティの一つで、「正の無限大(+Infinity)」を表す特殊な値です。数値として表現できる上限(Number.MAX_VALUE)を超えた結果や、正の数を0で除算した結果などに現れ、算術演算や条件分岐の中で活用できます。
基本構文
構文は非常にシンプルで、以下のように記述します。
Number.POSITIVE_INFINITY
基本的な使用例
次のサンプルコードでは、Number.POSITIVE_INFINITY の値を変数に格納し、画面に表示しています。
<html>
<head>
<title>JavaScript Example</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var result = Number.POSITIVE_INFINITY;
document.write("正の無限大の値: " + result);
</script>
</body>
</html>
実行結果
正の無限大の値: Infinity
Number.POSITIVE_INFINITYが現れる主なケース
- ゼロ除算:正の数を0で割った場合(例:
1 / 0→Infinity) - 数値のオーバーフロー:表現可能な最大値
Number.MAX_VALUEを超える計算を行った場合 - 明示的な参照:コード内で直接
Number.POSITIVE_INFINITYを指定した場合
関連するNumberオブジェクトのプロパティ
| プロパティ | 意味 |
|---|---|
| Number.POSITIVE_INFINITY | 正の無限大 |
| Number.NEGATIVE_INFINITY | 負の無限大 |
| Number.MAX_VALUE | 表現可能な最大の数値(約1.79×10308) |
利用時の注意点
Number.POSITIVE_INFINITY は typeof 演算子では "number" として判定されますが、isFinite() 関数では false を返します。また、Infinity - Infinity のように無限大同士の減算を行うと NaN になるため、演算結果を扱う際には注意が必要です。無限大かどうかの判定には、Number.isFinite() や x === Number.POSITIVE_INFINITY による比較が有効です。
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