Pythonで1行から複数の値を入力する方法を徹底解説【input・リスト内包表記・map関数】
C言語では、複数の変数に値を読み込む際、次のように記述します。
// 1行で3つの変数を読み込む
scanf("%d %d %d", &x, &y, &z)残念ながら、Pythonにはscanf()に相当する関数は用意されていません。その代わり、Pythonではscanf()の書式文字列よりも強力で柔軟な「正規表現」を使うことができます。また、ユーザーから複数の値を受け取るには、主に以下の方法があります。
input()メソッドを使う方法
input()メソッドを使うと、ユーザーは1行に複数回に分けて値を入力できます。
>>> x, y, z = input(), input(), input() 40 30 10 >>> x '40' >>> y '30' >>> z '10'
上記の出力結果を見ると、1行ずつ入力した3つの値が、それぞれ別の変数に代入されていることがわかります。ただし、この方法では渡す値の数だけinput()を呼び出す必要があるため、コードが冗長になりがちです。
リスト内包表記で複数の値を受け取る
input()を何度も書くのを避けたい場合は、リスト内包表記やmap()関数を使うと便利です。
>>> x,y,z = [int(x) for x in input().split()] 9 12 15 >>> x 9 >>> y 12 >>> z 15
このコードでは、入力された値をint型(整数)にキャストしています。もし型変換を行いたくない場合や、入力が文字列と数値など混在している場合は、次のようにシンプルに書くこともできます。
>>> x,y,z = [x for x in input().split()] 40 10 "hello"
map()関数を使う方法
もうひとつの定番手法が、map()関数を使う方法です。split()で分割した各要素に対して一括で型変換を適用できるため、コードが非常にすっきりします。
>>> x,y,z = map(int, input().split()) 40 54 90 >>> x 40 >>> y 54 >>> z 90
まとめ
Pythonで1行から複数の値を入力する場合、「input().split()」を基本形とし、整数など特定の型に変換したいときはリスト内包表記かmap()関数を組み合わせるのがベストプラクティスです。特にmap(int, input().split())は競技プログラミングなどでも頻繁に使われる定番のイディオムなので、ぜひ覚えておきましょう。
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