Pythonでユーザーから行列(マトリックス)の入力を受け取る方法
このチュートリアルでは、Pythonを使ってユーザーから行列(マトリックス)の入力を受け取る方法を解説します。行列の入力を受け取る方法は大きく分けて2つあります。それぞれのコード例と実行結果を見ながら、違いを理解していきましょう。
方法1:要素を一つずつ入力する
1つ目の方法は、行列の各数値をユーザーから一つずつ受け取るやり方です。ネストしたforループを使って、行と列を順番に処理していきます。以下のコードをご覧ください。
コード例
# 空の行列を初期化
matrix = []
# ユーザーから2x2の行列を受け取る
for i in range(2):
# 空の行を作成
row = []
for j in range(2):
# ユーザーに数値の入力を求める
# デフォルトでは文字列として読み込まれるため int に変換
element = int(input())
# 要素を行(row)に追加
row.append(element)
# 行を行列(matrix)に追加
matrix.append(row)
# 行列を表示
print(matrix)実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。数値を1行に1つずつ入力していく点に注意してください。
1 2 3 4 [[1, 2], [3, 4]]
方法2:スペース区切りで行ごとに入力する
2つ目の方法は、1行分の数値をスペース区切りでまとめて入力してもらうやり方です。input().split() で入力を分割し、map 関数と int 関数を組み合わせて各要素を整数に変換します。こちらの方が入力の手間が少なく、実用的な場面でもよく使われます。
コード例
# 空の行列を初期化
matrix = []
# ユーザーから2x2の行列を受け取る
for i in range(2):
# ユーザーから1行分の入力を受け取り、リストに変換
row = list(map(int, input().split()))
# 行を行列(matrix)に追加
matrix.append(row)
# 行列を表示
print(matrix)実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。各行の数値はスペースで区切って入力します。
1 2 3 4 [[1, 2], [3, 4]]
まとめ
このように、Pythonでは「要素を一つずつ入力する方法」と「行単位でスペース区切りで入力する方法」の2通りで行列を受け取ることができます。用途や入力形式に応じて使い分けるとよいでしょう。チュートリアルについて質問がある場合は、コメント欄でお気軽にお尋ねください。
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