Pythonのplatformモジュールで実行環境(OS・ハードウェア)の情報を取得する方法
Python標準ライブラリのplatformモジュールには、実行環境のハードウェア構成、オペレーティングシステム、そしてPythonインタープリタ自体のバージョン情報などを簡単に調べるための関数が多数用意されています。
本記事では、それぞれの関数の役割と実際の出力例をわかりやすく解説します。
architecture()
指定した実行ファイル(デフォルトではPythonインタープリタ自身)に問い合わせを行い、ビット数などのアーキテクチャ情報をタプル形式で返します。
>>> import platform
>>> platform.architecture()
('64bit', '')
machine()
マシンのタイプ(CPUアーキテクチャ)を文字列で返します。たとえば 'i386' のような値です。判定できない場合は空文字列が返されます。
>>> platform.machine()
'x86_64'
node()
コンピュータのネットワーク名(ホスト名)を返します。
>>> platform.node()
'malhar-ubuntu'
platform(aliased=0, terse=0)
基盤となるプラットフォーム全体を識別できる単一の文字列を返します。OS名、カーネルバージョン、アーキテクチャ、ディストリビューションなどがひとまとめに含まれます。
>>> platform.platform()
'Linux-4.13.0-46-generic-x86_64-with-debian-stretch-sid'
processor()
(実際の)プロセッサ名を返します。
>>> platform.processor()
'x86_64'
python_build()
Pythonインタープリタのビルド番号とビルド日時を格納したタプル (buildno, builddate) を返します。
>>> platform.python_build()
('default', 'Oct 13 2017 12:02:49')
python_compiler()
Python本体のコンパイルに使用されたコンパイラを識別する文字列を返します。
>>> platform.python_compiler()
'GCC 7.2.0'
python_implementation()
稼働中のPython実装を識別する文字列を返します。戻り値として考えられるのは 'CPython'、'IronPython'、'Jython'、'PyPy' などです。
>>> platform.python_implementation()
'CPython'
python_version()
'major.minor.patchlevel' 形式でPythonのバージョン番号を表す文字列を返します。
>>> platform.python_version()
'3.6.3'
system()
システム/OSの名前を返します。
>>> platform.system()
'Linux'
uname()
比較的移植性の高いunameインターフェースです。system、node、release、version、machine、processor の6つの属性を持つ namedtuple() を返すため、環境情報を一括して取得したい場合に便利です。
>>> platform.uname()
uname_result(system='Linux', node='malhar-ubuntu', release='4.13.0-46-generic', version='#51-Ubuntu SMP Tue Jun 12 12:36:29 UTC 2018', machine='x86_64', processor='x86_64')
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