Pythonで辞書のリストからデータフレーム(DataFrame)を作成する方法をわかりやすく解説
データフレーム(DataFrame)とは
データフレームは、データを行と列の表形式(テーブル形式)で格納する2次元のデータ構造です。
SQLのデータテーブルやExcelのシートと同じイメージを持つと理解しやすくなります。
DataFrameコンストラクタ
データフレームは、以下のコンストラクタを使用して作成できます。
pd.DataFrame(data, index, columns, dtype, copy)
「data」「index」「columns」「dtype」「copy」は、すべて省略可能な引数です。
辞書のリストからデータフレームを作成する
pandasでは、辞書のリストをそのままデータフレームの入力として渡すことができます。デフォルトでは、辞書のキーが列名として自動的に採用されます。
なお、各辞書が持っていないキーに対応するセルには、自動的に欠損値(NaN)が設定されます。
サンプルコード
import pandas as pd
my_data = [{'ab': 34}, {'mn': 56}, {'gh': 78},
{'wq': 90}, {'az': 123}, {'kl': 45}]
my_df = pd.DataFrame(my_data)
print("辞書のリストから作成したデータフレーム:")
print(my_df)実行結果
辞書のリストから作成したデータフレーム :
ab az gh kl mn wq
0 34.0 NaN NaN NaN NaN NaN
1 NaN NaN NaN NaN 56.0 NaN
2 NaN NaN 78.0 NaN NaN NaN
3 NaN NaN NaN NaN NaN 90.0
4 NaN 123.0 NaN NaN NaN NaN
5 NaN NaN NaN 45.0 NaN NaNコードの解説
- まず必要なライブラリ(pandas)をインポートし、使いやすいように「pd」というエイリアス名を付けています。
- 次に、1つの辞書に1組のキーと値のペアが含まれるような辞書を複数作成し、それらを1つのリストに格納します。
- この辞書のリストを、pandasライブラリの「DataFrame」関数に引数として渡します。
- これにより、辞書のキーが列名となったデータフレームが生成されます。
- 最後に、print関数を使って作成されたデータフレームをコンソールに出力しています。
NaN(欠損値)について
注意: 出力結果に表示される「NaN」は「Not a Number(非数)」の略です。これは、該当する[行, 列]のセルに有効な値が存在しないことを意味します。
今回の例では、各辞書がそれぞれ異なる1つのキーしか持たないため、他の列に対応する値が存在せず、NaNが大量に発生しています。実際のデータ分析では、「fillna()」メソッドなどを使って欠損値を補完したり、「dropna()」メソッドで欠損値を含む行を削除したりするのが一般的です。
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