Tkinterで大量のテキストを表示する際にスクロールの応答性を高速化する方法
Tkinterは、テキストファイルをレンダリングしてキャンバス上に読み込むことにも利用できます。さらに、読み込んだテキストファイルは、データの操作や抽出、他の用途へのデータ提供など、さまざまな目的に活用できます。
ここで、1万行を超えるクエリが含まれるテキストファイルをTkinterのキャンバスで読み込むケースを想定してみましょう。テキストファイルを読み込んだ後、キャンバス内から特定のクエリを探すには非常に時間がかかります。このような大規模なテキストファイルを扱う場合、Y軸方向のスクロールバーを追加することで、ファイル操作の応答性を大幅に向上させることができます。
まず、「open」メソッドを使ってファイルを開いて読み込みます。次に、TkinterフレームのY軸方向にスクロールバーを追加します。スクロールバーはScrollbarウィジェットのインスタンスを作成して追加できます。Scrollbarウィジェットはウィンドウのインスタンスを引数として受け取り、スクロールバーの配置位置(side)や方向(Axis)などのプロパティを定義します。
コード例
# tkinterライブラリをインポート
from tkinter import *
# Tkinterフレームのインスタンスを作成
win = Tk()
win.geometry("700x300")
# Scrollbarオブジェクトのインスタンスを作成し、プロパティを定義
scrollbar = Scrollbar(win)
scrollbar.pack(side=RIGHT, fill=Y)
listbox = Listbox(win, height=300, width=100)
listbox.pack()
# openメソッドでファイルを開いて読み込む
file = open('file.txt', 'r').readlines()
for i in file:
listbox.insert(END, i)
# ウィジェットのプロパティを設定
listbox.config(yscrollcommand=scrollbar.set)
scrollbar.config(command=listbox.yview)
# 終了ボタンが押されるまでキャンバスを表示し続ける
mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、側面にスクロールバーが付いたキャンバスが開きます。スクロールバーにより、大量のテキストデータでもスムーズに閲覧できるようになり、目的の行へ素早くアクセスできるようになります。

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