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PythonでROC曲線をプロットする方法をわかりやすく解説

ROC曲線とは?

ROC(Receiver Operating Characteristic:受信者動作特性)曲線は、分類モデルの性能を視覚的に評価するためのグラフです。横軸に偽陽性率(FPR)、縦軸に真陽性率(TPR)を取り、モデルの識別能力を直感的に確認できます。

scikit-learnでは metrics.plot_roc_curve(clf, X_test, y_test) メソッドを使うことで、学習済みモデルから簡単にROC曲線を描画できます。

ROC曲線をプロットする手順

  1. 分類用データセットの生成
    make_classification() メソッドを使用して、ランダムなnクラス分類問題のデータを作成します。このメソッドは、正規分布(標準偏差=1)に従う点群を、一辺が 2*class_sepn_informative 次元超立方体の頂点周辺にクラスタとして生成し、各クラスに同数のクラスタを割り当てます。また、特徴量間の相互依存性を導入し、さまざまな種類のノイズをデータに加えます。
  2. データの分割
    train_test_split() メソッドを使用して、配列や行列を訓練データとテストデータにランダムに分割します。
  3. SVMモデルの学習
    fit() メソッドを使用して、与えられた訓練データに基づきSVMモデルを学習させます。
  4. ROC曲線の描画
    plot_roc_curve() メソッドを使用して、受信者動作特性(ROC)曲線をプロットします。
  5. グラフの表示
    plt.show() メソッドを使用して、図を画面に表示します。

サンプルコード

import matplotlib.pyplot as plt
from sklearn import datasets, metrics, model_selection, svm

# 分類用データセットを生成
X, y = datasets.make_classification(random_state=0)

# 訓練データとテストデータに分割
X_train, X_test, y_train, y_test = model_selection.train_test_split(
    X, y, random_state=0
)

# SVMモデルの作成と学習
clf = svm.SVC(random_state=0)
clf.fit(X_train, y_train)

# ROC曲線をプロットして表示
metrics.plot_roc_curve(clf, X_test, y_test)
plt.show()

実行結果

上記のコードを実行すると、テストデータに対するROC曲線とAUC(Area Under the Curve)スコアが表示されます。AUCが1に近いほど、モデルの分類精度が高いことを示します。

注意:新しいバージョンでの推奨方法

scikit-learn 1.0以降では plot_roc_curve() は非推奨となり、代わりに RocCurveDisplay.from_estimator() の使用が推奨されています。最新の環境では以下のように書き換えることができます。

from sklearn.metrics import RocCurveDisplay

RocCurveDisplay.from_estimator(clf, X_test, y_test)
plt.show()
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