Matplotlibで2本の線の間の角度をプロットする最良の方法
Matplotlibで2本の線の間にできる角度をプロットする最も良い方法は、Arcクラスを使って角度を示す円弧を描くことです。この記事では、その具体的な手順とサンプルコードを詳しく解説します。
実装の手順
- 図のサイズを設定し、サブプロット間および周囲の余白を調整します。
- figure()メソッドを使用して、新しい図を作成するか既存の図をアクティブにします。
- add_subplot()メソッドを使って、サブプロット配置の一部として'~.axes.Axes'を図に追加します。
- 2Dの線インスタンスをl1とl2として作成します。
- 作成した線を現在の軸(Axes)に追加します。
- 角度をプロットするために、楕円弧を返すユーザー定義メソッドを呼び出します。弧の長さは各線の傾きから計算できます。
- add_patch()メソッドを使用して、アーティスト(ここではarc)を追加します。
- 図を表示するには、show()メソッドを使用します。
コード例
from matplotlib import pyplot as plt, patches
import math
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.50, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
def angle_plot(line1, line2, offset=1.0, color=None, origin=(0, 0),
len_x_axis=1, len_y_axis=1):
xy1 = line1.get_xydata()
xy2 = line2.get_xydata()
slope1 = (xy1[1][1] - xy1[0][1]) / float(xy1[1][0] - xy1[0][0])
angle1 = abs(math.degrees(math.atan(slope1)))
slope2 = (xy2[1][1] - xy2[0][1]) / float(xy2[1][0] - xy2[0][0])
angle2 = abs(math.degrees(math.atan(slope2)))
theta1 = min(angle1, angle2)
theta2 = max(angle1, angle2)
angle = theta2 - theta1
if color is None:
color = line1.get_color()
return patches.Arc(origin, len_x_axis * offset, len_y_axis * offset, 0, theta1, theta2, color=color, label=str(angle) + u"\u00b0")
fig = plt.figure()
ax = fig.add_subplot(1, 1, 1)
l1 = plt.Line2D([0, 1], [0, 4], linewidth=1, linestyle="-", color="green")
l2 = plt.Line2D([0, 4.5], [0, 3], linewidth=1, linestyle="-", color="red")
ax.add_line(l1)
ax.add_line(l2)
angle = angle_plot(l1, l2, 0.25)
ax.add_patch(angle)
plt.show()コードのポイント解説
このコードでは、まずget_xydata()で各線の座標データを取得し、その差分から傾き(slope)を計算します。次にmath.atan()とmath.degrees()を組み合わせて、傾きを角度(度数法)に変換しています。2つの角度の大小を比較し、小さい方をtheta1、大きい方をtheta2として、その差が求める角度になります。
最後にpatches.Arc()で原点を中心とした楕円弧を作成し、add_patch()で軸に追加することで、2本の線の間の角度が視覚的に表示されます。offset引数を調整すれば、弧の大きさも自由に変更可能です。
出力結果

上記のコードを実行すると、緑色と赤色の2本の線と、それらの間の角度を示す円弧が描画されたグラフが表示されます。
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