Seabornの分布プロットで曲線の下の領域を塗りつぶす方法
Seabornの分布プロット(distribution plot)で曲線の下の領域を塗りつぶしたい場合は、distplot()メソッドとfill_between()メソッドを組み合わせることで簡単に実現できます。
手順
- 図のサイズを設定し、サブプロット間および周囲の余白(パディング)を調整します。
- データポイントのリストを作成します。
- 観測データの一変量分布をプロットします。
- fill_between()メソッドを使用して、曲線の下の領域を塗りつぶします。
- 自動スケーリングのマージンを設定し、x=0、y=0とします。
- show()メソッドで図を表示します。
コード例
import seaborn as sns
import scipy.stats as stats
import matplotlib.pyplot as plt
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.50, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
x = [2.0, 7.5, 9.0, 8.5]
ax = sns.distplot(x, fit_kws={"color": "red"}, kde=False, fit=stats.gamma, hist=None, label="label 1")
l1 = ax.lines[0]
x1 = l1.get_xydata()[:, 0]
y1 = l1.get_xydata()[:, 1]
ax.fill_between(x1, y1, color="red", alpha=0.3)
ax.margins(x=0, y=0)
plt.show()
ポイント解説
まず、sns.distplot()にfit=stats.gammaを指定してガンマ分布のフィット曲線を描画します。kde=False、hist=Noneとしているため、KDE曲線やヒストグラムは表示されず、フィット曲線のみが描かれます。
次に、ax.lines[0]から曲線オブジェクトを取得し、get_xydata()で曲線上のx座標とy座標のデータを抽出します。この座標データをfill_between()に渡すことで、曲線とx軸の間の領域がalpha=0.3の半透明の赤で塗りつぶされます。
最後にmargins(x=0, y=0)で軸周りの余白をゼロに設定し、グラフ全体をすっきりと仕上げています。
注意点
なお、distplot()は比較的新しいバージョンのSeabornでは非推奨(deprecated)となっており、今後はkdeplot()やhistplot()などの新APIの利用が推奨されています。ただし、fill_between()を使って曲線下部を塗りつぶすという基本的なアプローチ自体は、どのバージョンでも同様に活用できます。
出力結果


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