Python Pandas – NaNをマスクして特定の値に置き換える方法
Python Pandas – NaNをマスクして特定の値に置き換える
PandasのIndexオブジェクトに含まれるNaN(欠損値)をマスクし、特定の値に一括で置き換えるには、index.putmask()メソッドを使用します。このメソッドの第1引数には、NaNを検出するためのindex.isna()メソッドを指定します。
putmask()メソッドは、条件がTrueとなる位置の値を指定した値で置き換える機能を持っています。一方、isna()は各要素がNaNかどうかを判定し、NaNであればTrueを返します。この2つを組み合わせることで、「NaNだけを別の値に置き換える」という処理をシンプルに実現できます。
必要なライブラリのインポート
まず、必要なライブラリをインポートします。
import pandas as pd import numpy as np
NaNを含むPandasインデックスの作成
次に、NaNをいくつか含むPandasインデックスを作成します。
index = pd.Index([5, 65, 10, np.nan, 75, np.nan])
インデックスの表示
作成したPandasインデックスを表示してみましょう。
print("Pandas Index...\n", index)NaNをマスクして特定の値に置き換える
index.isna()でNaNの位置を検出し、putmask()を使ってその位置の値を111に置き換えます。
print("\nMask...\n", index.putmask(index.isna(), 111))完全なコード例
以下に、ここまでの処理をまとめた完全なコードを示します。
import pandas as pd
import numpy as np
# NaNを含むPandasインデックスを作成
index = pd.Index([5, 65, 10, np.nan, 75, np.nan])
# Pandasインデックスを表示
print("Pandas Index...\n", index)
# インデックス内の要素数を取得
print("\nNumber of elements in the index...\n", index.size)
# NaNをマスクして特定の値に置き換え
print("\nMask...\n", index.putmask(index.isna(), 111))実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Pandas Index... Float64Index([5.0, 65.0, 10.0, nan, 75.0, nan], dtype='float64') Number of elements in the index... 6 Mask... Float64Index([5.0, 65.0, 10.0, 111.0, 75.0, 111.0], dtype='float64')
出力のポイント
元のインデックスにはNaNが2つ含まれていましたが、putmask()を適用した結果、それらがすべて111.0に置き換えられていることが確認できます。また、NaNが含まれているため、インデックスのデータ型は自動的にfloat64になっている点にも注目してください。そのため、置き換え後の値も整数の111ではなく、111.0という浮動小数点数として表示されます。
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