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【MySQL】ストアドプロシージャでローカル変数がNULLかどうか確認する方法(COALESCE活用)

COALESCE()でローカル変数のNULLをチェックする

MySQLのストアドプロシージャ内で、ローカル変数がNULLかどうかを確認して扱いたい場合には、COALESCE()関数を使用します。COALESCE()は引数として渡された値の中から、最初に見つかったNULL以外の値を返す関数です。この特性を利用することで、「変数がNULLだった場合に代わりの値(例:0)を使う」という処理をシンプルに実装できます。

なお、DECLARE文で宣言した直後のローカル変数には値が代入されていないため、初期状態はNULLになります。今回の例でも、宣言だけを行った2つの変数がNULLであることを確認しながら進めていきます。

ストアドプロシージャの作成

まずは、ローカル変数のNULLチェックを行うストアドプロシージャを作成しましょう。

mysql> DELIMITER //
mysql> CREATE PROCEDURE local_VariableDemo()
   BEGIN
   DECLARE value1 int;
   DECLARE value2 int;
   select value1,value2;
   select
   concat('After checking local variable is null the sum is = ',COALESCE(value1,0)+COALESCE(value2,0));
END
//
Query OK, 0 rows affected (0.19 sec)
mysql> DELIMITER ;

このプロシージャでは、int型のローカル変数「value1」と「value2」をDECLAREで宣言しています。どちらも初期値を指定していないため、中身はNULLの状態です。最初のSELECT文で変数の中身を表示し、次のSELECT文ではCOALESCE()を使ってNULLを0に置き換えたうえで合計を計算し、CONCAT()でメッセージと連結して表示しています。

ストアドプロシージャの呼び出し

作成したストアドプロシージャは、CALLコマンドで呼び出すことができます。

mysql> call local_VariableDemo();

実行結果

上記のコマンドを実行すると、次のような出力が得られます。

+--------+--------+
| value1 | value2 |
+--------+--------+
| NULL   | NULL   |
+--------+--------+
1 row in set (0.00 sec)
+-----------------------------------------------------------------------------------------------------+
| concat('After checking local variable is null the sum is = ',COALESCE(value1,0)+COALESCE(value2,0)) |
+-----------------------------------------------------------------------------------------------------+
| After checking local variable is null the sum is = 0                                |
+-----------------------------------------------------------------------------------------------------+
1 row in set (0.01 sec)
Query OK, 0 rows affected (0.03 sec)

1つ目の結果セットから、value1とvalue2がどちらもNULLであることが分かります。それにもかかわらず、2つ目の結果では合計が「0」と表示されています。これはCOALESCE()によって、NULLだった変数が0に置き換えられて計算されたためです。もしCOALESCE()を使わずに単純に「value1 + value2」とした場合、NULLに数値を足しても結果はNULLになってしまうため、意図した通りの計算ができません。

補足:IFNULL()との違い

引数が2つの場合、COALESCE(値1, 値2)はIFNULL(値1, 値2)と同じ動作になります。ただし、3つ以上の候補値の中から順番にNULLでないものを取得したい場合には、COALESCE()の方が柔軟に対応できるので、使い方を覚えておくと便利です。

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