C / C++で変数がNULLかどうかを確認する方法
C言語やC++には、NULL値を比較するための専用のメソッドや関数は用意されていません。代わりに、if文を使って変数がNULLかどうかを直接判定するのが最も一般的な方法です。
ここでは、実際のサンプルプログラムを通してその方法を見ていきましょう。このプログラムでは、システム上に存在しないファイルを読み取りモードで開こうとします。この場合、fopen関数は失敗を示すNULLを返すため、if文でその戻り値をチェックすれば、ファイルが開けたかどうかを判断できます。
サンプルコード
#include <stdio.h>
main() {
// 存在しないファイルを読み取りモードで開いてみる
FILE *fp;
fp = fopen("hello.txt", "r");
if(fp == NULL)
printf("File does not exists");
fclose(fp);
}実行結果
File does not exists
コードの解説
fopen関数は、指定されたファイルを開けなかった場合にNULLポインタを返します。そのため、「fp == NULL」という条件式で比較することで、ファイルのオープンに失敗したことを検出できます。
なお、C言語では次のように論理否定演算子「!」を使って、より簡潔に書くことも可能です。NULLポインタは偽(0)として評価されるためです。
if (!fp)
printf("File does not exists");注意点: fclose関数にNULLポインタを渡すのは安全とは言えないため、実用的なプログラムでは、fcloseを呼び出す前にfpがNULLでないことを確認し、NULLの場合は処理を終了またはエラー処理に分岐させるのが望ましい設計です。
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