CSSのdisplay:inlineで要素をインライン表示する方法を解説
ブロックレベル要素(block)とは異なり、インライン要素は同じ行から表示が始まり、内容に必要な幅だけを占有します。本記事では、CSSの display: inline プロパティ値の使い方を、具体的なサンプルコードと出力結果をもとにわかりやすく解説します。
display: inline とは
display: inline を指定すると、その要素は行内要素として扱われます。前後のテキストや他のインライン要素と同じ行に並び、スペースが許すかぎり改行されずに横並びで配置されるのが特徴です。代表的なインライン要素には <span> や <a> などがあります。
サンプルコード1:inline と none の組み合わせ
まず、display: none で非表示にした要素と、display: inline を指定した span 要素を組み合わせた例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
span {
background-color: orange;
color: white;
}
p.demo {
display: none;
}
span.demo1 {
display: inline;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>試合情報</h1>
<div>
試合開始時刻は <p class="demo">9AM</p> 12月20日の午前10時です。
</div>
<div>
試合終了時刻は <span class="demo1">5PM</span> 12月20日です。
</div>
</body>
</html>出力結果

この例では、クラス「demo」を持つ p 要素は display: none により画面上から完全に非表示になります。一方、クラス「demo1」を持つ span 要素はインライン表示され、周囲のテキストと同じ行内にオレンジ色の背景で自然になじむように配置されます。
サンプルコード2:IDセレクタでinlineを指定
続いて、IDセレクタを使って span 要素に直接 display: inline を適用する例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
span#demo {
background-color: orange;
color: white;
display: inline;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>試合情報</h1>
<div>
試合開始時刻は <span id="demo">9AM</span> 12月20日です。
</div>
</body>
</html>出力結果

ID「demo」が付いた span 要素がインラインとして表示され、文章の流れの中で強調色付きの時刻が自然に埋め込まれていることがわかります。
まとめ
- インライン要素は同じ行から始まり、内容に必要な幅だけを占有します。
display: inlineを指定した要素には、width や height を設定しても反映されません。- 文章の途中に装飾したテキストを埋め込みたい場合などに
display: inlineが活用できます。
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