CSSの役割を解説:リンクセレクター(:link)の基本と使い方
CSSの:linkセレクターは、まだ訪問していないすべてのリンクにスタイルを適用するための擬似クラスです。ユーザーがクリックする前のリンクだけを対象にできるため、訪問済みリンクと未訪問リンクで見た目を変えたい場合に非常に便利です。
:linkセレクターとは
:linkは、href属性を持つアンカー要素(<a>タグ)のうち、ブラウザの履歴にまだ存在しない「未訪問」のリンクのみを選択します。すでにクリックして訪問済みのリンクには適用されない点が特徴です。
基本的な使い方
以下のコードでは、未訪問のリンクに対して背景色をオレンジ色に設定しています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
a:link {
background-color: orange;
}
</style>
</head>
<body>
<a href="https://www.example.com">デモサイトへ移動</a>
</body>
</html>
このコードを実行すると、ページ上のリンクがオレンジ色の背景で表示されます。リンクをクリックして訪問済みになると、:linkのスタイルは適用されなくなります。
関連するリンク擬似クラス
:linkと組み合わせて使うことの多い、リンク関連の擬似クラスも覚えておきましょう。
- :visited … すでに訪問済みのリンクにスタイルを適用します。
- :hover … マウスカーソルがリンク上にあるときにスタイルを適用します。
- :active … リンクがクリックされている瞬間にスタイルを適用します。
使用時の注意点
:linkや:visitedなどの擬似クラスを複数定義する場合は、「LVHAの順序」(Link → Visited → Hover → Active)で記述するのが推奨されています。順序を守らないと、後から定義したスタイルが意図せず上書きされてしまうことがあります。
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