【MongoDB】特定のフィールドの値に基づいて配列内のドキュメントをカウントする方法
MongoDBで配列内のドキュメントを条件付きでカウントする方法
MongoDBで、配列内の特定のフィールドの値に一致するドキュメントをカウントしたい場合は、集計パイプライン(Aggregation Pipeline)の $match ステージを使用します。本記事では、$unwind → $match → $group という流れで、配列要素を展開し、条件に合致するものだけを抽出してカウントする手順をサンプルコード付きで解説します。
1. サンプルコレクションの作成
まず、ドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。
> db.demo726.insertOne(
... {
... id:101,
... "details": [
... {
... Name:"Chris"
...
... },
... {
... Name:"Chris"
...
... },
... {
... Name:"Bob"
... }
... ]
... }
... );
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5eab318643417811278f5894")
}
このコレクションには、details 配列の中に「Chris」が2件、「Bob」が1件含まれたドキュメントが1件登録されています。
2. 登録されたドキュメントの確認
find() メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。
> db.demo726.find();
実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5eab318643417811278f5894"), "id" : 101, "details" : [ { "Name" : "Chris" }, { "Name" : "Chris" }, { "Name" : "Bob" } ] }
3. 特定のフィールドの値に基づいてカウントするクエリ
以下が、配列内のドキュメントを特定のフィールドの値に基づいてカウントするためのクエリです。
> db.demo726.aggregate([
...
... { $unwind: '$details' },
...
... { $match: { 'details.Name': "Chris"} },
... { $group: {
... _id: "$Name",
... Total_Value: { $sum: 1 }
... }
... }
... ]);
各ステージの役割
- $unwind:
details配列を展開し、各要素を個別のドキュメントとして扱えるようにします。 - $match:
details.Nameが「Chris」と一致するドキュメントのみを絞り込みます。 - $group:一致したドキュメントをグループ化し、
$sum: 1によって件数をカウントします。
実行結果
このクエリを実行すると、次の出力が得られます。
{ "_id" : null, "Total_Value" : 2 }
結果から、「Chris」という名前の要素が2件存在することが確認できました。なお、_id が null になっているのは、$group の _id に指定した "$Name" というフィールドが、$unwind 後のドキュメント構造上はトップレベルに存在しないためです。名前ごとに正しくグループ化したい場合は、_id: "$details.Name" のように指定すると、意図した通りのグルーピングが可能になります。
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