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MongoDBで配列フィールドの特定の要素だけを投影する方法($projectと$filterの使い方)

MongoDBで配列フィールドの中から条件に合う特定の要素だけを取り出して投影(プロジェクション)したい場合、$projectステージと$filter演算子を組み合わせるのが効果的です。この記事では、実際のコード例を通して、その具体的な手順をわかりやすく解説します。

1. サンプルコレクションの作成

まず、ドキュメントを含むコレクションを作成します。ここでは「details」という配列フィールドを持つドキュメントを挿入します。

> db.demo355.insertOne({"id":101,"details":[{"Name":"Chris",isMarried:1},{"Name":"David",isMarried:0},{"Name":"Mike",isMarried:1}]});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5e568928f8647eb59e5620c5")
}

2. 登録したドキュメントの確認

find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみましょう。

> db.demo355.find().pretty();

このクエリを実行すると、次のような出力が得られます。

{
    "_id" : ObjectId("5e568928f8647eb59e5620c5"),
    "id" : 101,
    "details" : [
        {
            "Name" : "Chris",
            "isMarried" : 1
        },
        {
            "Name" : "David",
            "isMarried" : 0
        },
        {
            "Name" : "Mike",
            "isMarried" : 1
        }
    ]
}

3. $projectと$filterを使った投影クエリ

配列フィールドから特定の要素だけを投影するには、aggregation(集計パイプライン)の$projectステージ内で$filterを使用します。以下の例では、「isMarried」が1である要素のみを配列から抽出しています。

> db.demo355.aggregate([
...     {
...         $project: {
...             details: {
...                 $filter: {
...                     input: "$details",
...                     as: "out",
...                     cond: { $eq:["$$out.isMarried",1] }
...                 }
...             }
...         }
...     }
... ])

実行すると、次のような結果が出力されます。

{
    "_id" : ObjectId("5e568928f8647eb59e5620c5"), "details" : [
        { "Name" : "Chris", "isMarried" : 1 },
        { "Name" : "Mike", "isMarried" : 1 }
    ] 
}

クエリのポイント解説

このクエリの各要素の役割は以下の通りです。

input:フィルタリングの対象となる配列(ここでは「$details」)を指定します。
as:配列の各要素を参照するための変数名を定義します(ここでは「out」)。
cond:各要素を評価する条件式を指定します。「$$out.isMarried」が1と等しい($eq)場合に、その要素が結果の配列に残ります。

このように$filterを活用することで、配列全体を返すのではなく、条件を満たす要素だけを柔軟に抽出でき、必要なデータだけを効率的に取得できます。

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