MongoDBでネストされたインデックスを作成する方法|createIndex()の使い方を解説
MongoDBでネストされたインデックスを作成するには?
MongoDBでネストされた(入れ子になった)フィールドにインデックスを作成するには、createIndex()メソッドを使用します。旧バージョンで利用されていたensureIndex()は非推奨となっているため、現在ではcreateIndex()を使うのが標準的な方法です。
基本構文
ネストされたフィールドにインデックスを作成する場合の基本構文は以下の通りです。
db.yourCollectionName.createIndex({"yourOuterFieldName.yourInnerFieldName.yourSecondInnerFieldName": 1});
ポイントは、ドット記法(.)を使って、外側のフィールド名から内側のフィールド名へと順番につなげて指定することです。
サンプルデータの作成
構文を理解するために、実際にドキュメントを含むコレクションを作成してみましょう。以下のクエリを実行します。
> db.nestedIndexDemo.insertOne(
... {
... "CustomerId":101,
... "CustomerDetails":
... {
... "CustomerListDetails":
... {
... "CustomerName":"Larry",
... "CustomerProjectName": "Project-1",
... "CustomerCountryName":"US"
... }
... }
... }
... );
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8fc565d3c9d04998abf010")
}
次に、find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみます。
> db.nestedIndexDemo.find().pretty();
実行結果は以下の通りです。
{
"_id" : ObjectId("5c8fc565d3c9d04998abf010"),
"CustomerId" : 101,
"CustomerDetails" : {
"CustomerListDetails" : {
"CustomerName" : "Larry",
"CustomerProjectName" : "Project-1",
"CustomerCountryName" : "US"
}
}
}
「CustomerDetails」→「CustomerListDetails」→「CustomerCountryName」というように、3階層にネストされた構造になっていることが確認できます。
ネストされたインデックスの作成
それでは、実際にネストされたフィールドに対してインデックスを作成してみましょう。クエリは以下の通りです。
> db.nestedIndexDemo.createIndex({"CustomerDetails.CustomerListDetails.CustomerCountryName": 1});
{
"createdCollectionAutomatically" : false,
"numIndexesBefore" : 1,
"numIndexesAfter" : 2,
"ok" : 1
}
出力結果の「numIndexesAfter」が2になっていることから、デフォルトの_idインデックスに加えて、新しいインデックスが1つ追加されたことがわかります。
作成したインデックスの確認
作成済みのインデックス一覧を表示するには、getIndexes()メソッドを使用します。
> db.nestedIndexDemo.getIndexes();
実行結果は以下の通りです。
[
{
"v" : 2,
"key" : {
"_id" : 1
},
"name" : "_id_",
"ns" : "test.nestedIndexDemo"
},
{
"v" : 2,
"key" : {
"CustomerDetails.CustomerListDetails.CustomerCountryName" : 1
},
"name" : "CustomerDetails.CustomerListDetails.CustomerCountryName_1",
"ns" : "test.nestedIndexDemo"
}
]
このように、ネストされたフィールドへのパスをドット記法で指定するだけで、どれほど深い階層のフィールドでも簡単にインデックスを作成できます。ネストされたフィールドを対象としたクエリを頻繁に実行する場合は、あらかじめインデックスを作成しておくことで、検索パフォーマンスを大幅に向上させることができます。
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