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MongoDBでインデックスを指定して配列要素を削除する方法|$unsetと$pullの2段階テクニック

MongoDBでは、配列の特定のインデックス位置にある要素を直接削除する演算子は存在しません。そのため、$unset$pull を組み合わせた2段階の操作を行うのが定番の手法です。この記事では、具体的な手順とサンプルコードを使って、その方法をわかりやすく解説します。

配列要素をインデックスで削除する基本手順

削除は以下の2つのステップで行います。

ステップ1:$unsetで対象要素にnullを設定する

まず、削除したい要素のインデックスを指定して、$unset 演算子でその位置の値を解除します。

db.yourCollectionName.update({}, {$unset : {"yourArrayFieldName.yourIndexValue" : 1 }});

このクエリを実行すると、指定したインデックス位置(yourIndexValue)に null が挿入されます。まだ要素が完全に消えたわけではない点に注意してください。

ステップ2:$pullでnull値を取り除く

次に、$pull 演算子を使って、配列から null の値を引き抜きます。

db.yourCollectionName.update({}, {$pull : {"yourArrayFieldName" : null}});

これにより、配列から null が完全に除去され、要素数も詰められます。

実際に試してみよう:サンプルデータの準備

それでは、実際にドキュメントを含むコレクションを作成して動作を確認してみましょう。まずは insertOne() メソッドでドキュメントを挿入します。

> db.removeArrayElementByItsIndexDemo.insertOne({"InstructorName":"David",
    "InstructorAge":28,"InstructorSubject":["MongoDB","MySQL","Java","SQL Server","PL/SQL"]});
{
    "acknowledged" : true,
    "insertedId" : ObjectId("5c8abbfc6cea1f28b7aa0803")
}

挿入したドキュメントの確認

find() メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。

> db.removeArrayElementByItsIndexDemo.find().pretty();

実行結果は以下の通りです。

{
    "_id" : ObjectId("5c8abbfc6cea1f28b7aa0803"),
    "InstructorName" : "David",
    "InstructorAge" : 28,
    "InstructorSubject" : [
        "MongoDB",
        "MySQL",
        "Java",
        "SQL Server",
        "PL/SQL"
    ]
}

ここから、インデックス「2」にある「Java」を削除していきます。

削除の実行:2ステップのクエリ

ステップ1:$unsetでインデックス2の要素をnull化

> db.removeArrayElementByItsIndexDemo.update({}, {$unset : {"InstructorSubject.2" : 1 }});
WriteResult({ "nMatched" : 1, "nUpserted" : 0, "nModified" : 1 })

ステップ2:$pullでnull値を配列から除去

> db.removeArrayElementByItsIndexDemo.update({}, {$pull : {"InstructorSubject" : null}});
WriteResult({ "nMatched" : 1, "nUpserted" : 0, "nModified" : 1 })

削除結果の確認

本当に「Java」が削除されたかどうか、再度 find() メソッドで確認してみましょう。

> db.removeArrayElementByItsIndexDemo.find().pretty();

実行結果は以下の通りです。

{
    "_id" : ObjectId("5c8abbfc6cea1f28b7aa0803"),
    "InstructorName" : "David",
    "InstructorAge" : 28,
    "InstructorSubject" : [
        "MongoDB",
        "MySQL",
        "SQL Server",
        "PL/SQL"
    ]
}

出力結果を見ると、「Java」が配列から完全に削除されていることが確認できます。残りの要素は自動的に詰められ、インデックスも振り直されています。

まとめ

MongoDBで配列の特定インデックスの要素を削除するには、$unset で対象位置をnullにしてから、$pull でnullを除去するという2段階のアプローチが有効です。なお、MongoDBの新しいバージョンでは updateOne / updateMany メソッドの使用が推奨されているため、実運用では適宜置き換えて利用するとよいでしょう。

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