PHPのnl2br()関数とは?使い方と実行例をわかりやすく解説
nl2br()関数とは?
PHPのnl2br()関数は、文字列内にあるすべての改行コードの直前にHTMLの改行タグを挿入するための関数です。テキストエリアから送信されたデータやデータベースから取得した文字列には「\n」などの改行コードが含まれていますが、そのままブラウザに表示しても改行は反映されません。nl2br()関数を使えば、改行コードを自動的に<br>タグへ変換でき、Webページ上でも正しく改行して表示できるようになります。
この関数が改行として認識する主な改行コードは以下のとおりです。
- \n(LF:ラインフィード)
- \r(CR:キャリッジリターン)
- \r\n(CRLF)
- \n\r
構文
nl2br(str, xhtml)
パラメータ
str − 変換対象となる文字列を指定します。
xhtml − XHTML互換の改行タグを使用するかどうかを真偽値(bool)で指定します。
true − 「<br />」を挿入します。これがデフォルト値です。
false − 「<br>」を挿入します。
戻り値
nl2br()関数は、各改行コードの前に改行タグが挿入された変換後の文字列を返します。元の文字列自体は変更されない点に注意してください。
使用例1:第2引数にfalseを指定した場合
次の例では、第2引数のxhtmlにfalseを指定しているため、「<br>」タグが挿入されます。
<?php
echo nl2br("This has multiple \nlines\nhere!", false);
?>
出力結果
This has multiple
lines
here!
出力されたHTMLソースを確認すると、元の改行コード(\n)の位置に<br>タグが挿入されていることがわかります。
使用例2:\r\n(CRLF)を含む文字列の場合
Windows環境で一般的な「\r\n」という改行コードにも問題なく対応できます。
<?php
echo nl2br("This is\r\ndemo text!", false);
?>
出力結果
This is
demo text!
まとめ
nl2br()関数は、文字列中の改行コード(\n、\r、\r\nなど)の前にHTMLの改行タグを挿入する、シンプルながら非常に便利な関数です。第2引数の指定によって「<br />」(XHTML形式・デフォルト)と「<br>」(HTML5形式)を使い分けられる点も覚えておきましょう。掲示板やコメント欄など、ユーザーが入力したテキストをWebページに表示する場面で特に活躍します。
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