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PHPのrad2deg()関数とは?ラジアンを度(デグリー)に変換する方法を解説

PHPには、三角関数の計算を行うためのさまざまな組み込み関数が用意されています。その中でもrad2deg()関数は、ラジアン単位の角度を「度」に変換したいときに役立つ関数です。この記事では、rad2deg()関数の基本的な使い方から構文、具体的なサンプルコードまでわかりやすく解説します。

rad2deg()関数の定義と用途

sin、cos、tanなどの多くの三角関数は、角度の引数をラジアンで受け取ります。しかし実際の場面では、角度は「度」で表されることが一般的です。そこで活躍するのがrad2deg()関数で、ラジアンで表された角度を度へ変換できます。

変換には以下の数式が使われます。

度 = ラジアン × 180 / π

たとえば、rad2deg(π) の結果は 180 度になります。

構文

rad2deg ( float $number ) : float

パラメータ

番号パラメータと説明
1number
ラジアンで表された角度を示す float 型の数値。

戻り値

PHPのrad2deg()関数は、「度」で表された角度を表す浮動小数点数(float)を返します。

対応するPHPバージョン

この関数は、PHP 4.x、PHP 5.x、PHP 7.x のすべてのバージョンで利用可能です。

使用例

例1:円周率(π)ラジアンを度に変換する

次の例では、PHPの定数 M_PI(π)を度に変換しています。

<?php
   $angle=M_PI;
   echo "angle in degrees = " . rad2deg($angle);
?>

出力結果

rad2deg(3.1415926535898) = 180

例2:M_PI_4 定数を使った確認

PHPの定数 M_PI_4 は 45 度に相当します。次の例でその結果を確認してみましょう。

<?php
   $angle=M_PI_4;
   echo "rad2deg(" . $angle . ") = " . rad2deg($angle);
?>

出力結果

rad2deg(0.78539816339745) = 45

例3:非数値の引数を渡した場合

引数に文字列などの非数値を渡すと、警告(Warning)が発生します。

<?php
   $angle="Hello";
   echo "rad2deg(" . $angle . ") = " . rad2deg($angle);
?>

出力結果

PHP Warning: rad2deg() expects parameter 1 to be float, string given

例4:2進数・8進数・16進数の指定

引数には、2進数・8進数・16進数のリテラルを指定することもできます。次の例では、2進数 0b0110(10進数で6)をラジアンとして度に変換しています。

<?php
   $angle=0b0110;
   echo "rad2deg(" . $angle . ") = " . rad2deg($angle);
?>

出力結果

rad2deg(6) = 343.77467707849

まとめ

rad2deg()関数は、ラジアンを度に簡単に変換できる便利な数学関数です。三角関数と組み合わせて使うことで、日常的に慣れ親しんだ「度」単位での角度計算が容易になります。逆に、度からラジアンへ変換したい場合は deg2rad() 関数を使用してください。

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