【C言語】奇数の桁と偶数の桁の合計差を求めるプログラム
ある数値が与えられたとき、その奇数の桁の合計と偶数の桁の合計の差を求めるプログラムを考えてみましょう。具体的には、数値を構成するすべての桁を偶数と奇数に分類し、それぞれの合計値を計算したうえで、その差を求めます。
サンプル
入力:12345 出力:3
解説
奇数の桁:1 + 3 + 5 = 9 偶数の桁:2 + 4 = 6 差(奇数 − 偶数):9 − 6 = 3
この問題は、次のような流れで解くことができます。まず数値から1桁ずつ数字を取り出し、それが偶数か奇数かを判定します。偶数であれば偶数の合計に、そうでなければ奇数の合計に加算していき、最後に両者の差を計算します。
アルゴリズムの手順
- 「n % 10」で数値の末尾の桁を取り出します。
- 取り出した桁が偶数かどうか(r % 2 == 0)を判定します。
- 偶数なら変数evenに、奇数なら変数oddに加算します。
- 「n /= 10」で数値を1桁ずらし、nが0になるまで繰り返します。
- 最後に「odd − even」を計算して結果を出力します。
実装例
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
int n, r = 0;
int diff = 0;
int even = 0;
int odd = 0;
n = 12345;
while(n != 0){
r = n % 10; // 末尾の桁を取り出す
if(r % 2 == 0) {
even += r; // 偶数ならevenへ加算
} else {
odd += r; // 奇数ならoddへ加算
}
n /= 10; // 桁を1つ削る
}
diff = odd - even;
printf("%d", diff);
return 0;
}
実行結果
3
コードのポイント
- n % 10:数値の最下位桁(1の位)を取得します。12345なら5が得られます。
- r % 2 == 0:桁を2で割った余りが0なら偶数、それ以外は奇数と判定できます。
- n /= 10:整数除算によって数値を1桁右にシフトし、処理済みの桁を取り除きます。
このアルゴリズムの計算量はO(d)です。ここでdは数値の桁数を表すため、どれだけ大きな数値でも桁数に比例した回数で処理できる、非常に効率的な方法といえます。
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