【C言語】forループを使って1〜Nまでの素数をすべて表示するプログラム
問題
実行時にユーザーが入力した値nに対して、1からnの間に存在するすべての素数を表示するC言語プログラムを作成しましょう。
解決策
ここでは、forループを使用して、実行時にユーザーから与えられた値nまでの範囲内にある素数をすべて検出・表示する方法を解説します。
なお、素数とは、1とその数自身以外に約数を持たない、1より大きい自然数のことです。具体的には、2、3、5、7、11、13などが該当します。
アルゴリズム
以下は、実行時にユーザーが入力した値nまでの素数をすべて表示するためのアルゴリズムです。
ステップ1 − nの値を入力として読み込む
ステップ2 − カウンタ変数countを0で初期化する
ステップ3 − i = 2からnまで繰り返し処理を行う
a. j = 1からiまで繰り返す b. もし i % j == 0 ならば c. count をインクリメントする d. もし count が 2 と等しければ e. i の値を出力する
フローチャート
以下のフローチャートは、1からnまでの素数を表示するCプログラムの処理の流れを視覚的に表したものです。

サンプルプログラム
以下は、実行時にユーザーが入力した値nまでの素数をすべて表示するC言語プログラムです。
#include<stdio.h>
void main(){
int i, num, n, count;
printf("Enter the range: \n");
scanf("%d", &n);
printf("The prime numbers in between the range 1 to %d:",n);
for(num = 1;num<=n;num++){
count = 0;
for(i=2;i<=num/2;i++){
if(num%i==0){
count++;
break;
}
}
if(count==0 && num!= 1)
printf("%d ",num);
}
}
プログラムのポイント
- 外側のforループで、1からnまでの各数値(num)を順番にチェックします。
- 内側のforループでは、2からnum/2までの値で割り切れるかどうかを判定します。割り切れる数が見つかった時点でcountを増やし、break文で内側のループを抜けます。
- countが0のまま(=約数が存在しない)であり、かつnumが1でない場合、その数は素数であるため画面に出力されます。
実行結果
上記のプログラムをコンパイルして実行すると、以下のような出力が得られます。
Enter the range:50 The prime numbers in between the range 1 to 50: 2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47
このように、範囲として「50」を入力すると、1から50までの間に存在する15個の素数が正しく表示されます。
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