C#のListコレクションと配列の違いとは?定義方法と使い分けのポイントを解説
C#におけるListコレクションと配列の基本的な違い
C#プログラミングでは、複数のデータをまとめて管理する際に「List(リスト)」と「配列」がよく使われます。どちらも同じ型のデータを順序付けて保持できる点は共通していますが、サイズの扱いや柔軟性など、重要な違いがあります。
Listコレクションとは
Listはジェネリッククラスであり、任意のデータ型を指定してリストを作成できます。最大の特徴は要素数が可変であるという点です。要素を自由に追加・削除できるため、データの件数が事前にわからないケースに適しています。
Listを定義するには、次のように記述します。
List<string> l = new List<string>();
リストに要素を追加するには、Addメソッドを使用します。
l.Add("One");
l.Add("Two");
l.Add("Three");
配列(Array)とは
配列は、同じ型の要素を固定サイズで順番に格納するデータ構造です。一度サイズを決めると後から変更できないため、要素数があらかじめ確定している場合に向いています。
配列を定義するには、次のように記述します。
int[] arr = new int[5];
宣言と同時に初期化し、要素を設定することも可能です。
int[] arr = new int[5] {4, 8, 5};
Listと配列の比較一覧
| 項目 | List | 配列 |
|---|---|---|
| サイズ | 可変(動的に拡張・縮小) | 固定(作成時に決定) |
| 要素の追加 | Addメソッドで簡単に追加 | 不可(新しい配列を作り直す必要あり) |
| パフォーマンス | 内部処理のオーバーヘッドがある | 高速で軽量 |
| 適した場面 | 要素数が不明・変動する場合 | 要素数が固定の場合 |
使い分けのポイント
要素数が実行時に変わる可能性があるならListを選びましょう。一方、要素数が決まっていてパフォーマンスを重視する場合は配列が適しています。状況に応じて両者を使い分けることで、より効率的で読みやすいC#コードを書くことができます。
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